数年前に病気してから頭のスミに「終活」という言葉を置いて、ちまちまと身辺整理なんかしていますが割と進んでません。減らすより増える量が多いのは、生活してるので仕方ない……。
それでまぁ、整理で一番悩ましいのが原稿なんですが。テキストはデータが残ってれば「まぁ良いか」なんだけども、お絵描き系のほうが……なんでこんなにあるの……。ぼやきつつ「もう(捨てても)良いかな?」と思える原稿にはハサミを入れて処分。古いわ下手だわな品でも原稿の形のまま捨てるのは何かこう気分的に? しのびない? ハサミ入れて紙片にして処分という手順で、「お焚き上げ」みたいな気持ちに落ち着くような。
当時の、勢いだけで仕上がっている原稿の数々を眺めてると、本当にこう……よくこの(原稿をまとめた)本を皆さん読んでくれたもんだな……と震えてしまいますね。書き文字もとても汚い……自分の字なのに殴り書きが過ぎて自分でも読みづらい……コイツ(過去の自分)もっと丁寧に書くってことを学ぶべきでは????????? あとトークも、とてもおつむがヤバイ感じのイキリっぷりで黒歴史的にも震える……え、皆さんこんな奴(私ですが)によくあんなに優しく声かけてくれてお付き合いしてくれて本を手にとってくれて感想まで下さった……
神様だったのでは!?!?!?!?!?!?
真夜中にアナログ原稿を整理&処分しながら、居た堪れなさとどの方向にむかえば良いのか判らないながら、感謝に伏したくなる流れはまだまだ当分続きそうです。ツラたん。
それはそうと。下手なりにも当時の自分の、当時の自分だから引けただろう線とか眺めてるとやはり手元に残したい気持ちもあって、原画は処分しつつもコピー取ったり、スキャンに耐えそうだったらデータにしたりと進めながら、自分用に冊子にしたいなぁと思うのはオタクの性なのか。今はいろんなサービスがあって、自分のための1冊へのハードルが低いのがとても有難いですね。いつかヤル。いつか、うん。
おえびのログはどうしたもんかとも思うんですが、これはこれでキャラデザがてらに描いてたのもあるから、整理つけれたらちゃんと改めて描きおこしたいよなぁとも思いますなココロ。水滸キャラとか……先は長い。