かみさんが帰省から帰る

sanchess
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実はこの2週間、かみさんが帰省していた。これはなにもケンカわかれとか離婚の予兆とかいうわけではなく(いや、そうであってほしいのだが汗)

たまたまかみさんが関わっているう複数のプロジェクトで、年明けのこの期間に東京・名古屋で会合が集中していて、「これは一度帰って全部参加してこいというお告げなのでは?」とかみさんが言い出し、それなら飛行機抑えちゃいなよ、と夫が背中を押したというのがリアルなところであった。

コロナ以降、夫もかみさんも自宅をメインにオンラインを舞台に働いている。おっとの職業はジャーナリストであり、記事を書きつつ最近では現地調査の分野でポコポコと仕事が来ている。

かみさんの本職は芸術関連なのだが、出産とコロナとが重なってしまい、とくに個人レッスンなど以前活動していたフィールドにはいまだ復帰できていない。ここ3年ほどアパレル商品を日本へと発送する仕事がメインになっている。

一昨年、かみさんは、とある大学の公開講座を受講した。このことは彼女におおきな影響を与えることになる。もともとアイデアウーマンなかみさんは、音楽やアパレルを抜きにしていろいろな事業プランを練っていた。その壁打ち相手を夫はしていたのであるが、大きいもの小さいものとわずなかなか形にできないもどかしさをふたりとも感じていた。「コレを作りたい」とおもっても誰が作ってくれるのか。「こんな仕組みいいんじゃない?」公開したらだれかがパクられてしまうんじゃないか?「クラファンやってみようよ」正直売れる気しないよ。万事がこの調子だったのだ。まずは形にしてみようと、CtoCの寄付サイトを立ち上げてみたり、お菓子配送のサブスクも手をつけてみたのだが、うまく続かなかった。

彼女が受講したのは、機械学習に関するものだ。ChatGPTが注目を集めるのとほぼ同時期に受講し、ここ1年ばかり、彼女の生活の中心はChatGPTとともにある。加えて量子コンピュータの公開講座(これは上述の大学とは違う別団体なのだが)も受けた。これで、かみさんの生活はLLMの進化とAI活用のアイデア、また量子コンピュータを実世界にいかにフィットさせていくかを考えていくことが主眼になってきたのである。

この機械学習についての会合と量子コンピュータについての会合、そしてもう一つの会合が先週末立て続けに

@sanchess
ドイツでジャーナリストやってます。