花を手折るように、鏡を割るように大切だった何かを壊していく散っていく花びらも、欠けて散らばった光も、過ぎ去ってしまえばなんてこと無かったんだあの美しい日々を祈るように手繰り寄せてもなんてこと無かったんだ全ては砂のように手のひらからこぼれ落ちてやがて小さな灰色の後悔の山になることでしょう詩さねかわ みのる日記や詩を書きます