Canon EOS R50を買った

Takahiro Miyoshi
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連休中にミラーレスカメラCanon EOS R50と、標準ズームRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM、単焦点RF28mm F2.8 STMを買った。

学生のころはカメラが趣味の1つだったが、就職してから7年ほど遠のいていた。きっかけは、先日のライブで久々に一眼をつかったことである。やはりスマホで撮るのとはちがった楽しさがある。しかし、同時に学生のころからつかっているCanon EOS Kiss X7があまりに古すぎることにも気づかされた。他の人が一眼で撮った写真と比較すると、画素数は少ないし、ISO感度の性能が明らかに劣っている。

カメラボディだけでも買いかえようかと思ったら、時代はミラーレスになっていた。CanonのレンズマウントもEFからRFが主流になっている。これを機に別メーカに乗りかえることも検討したが、結局はCanonを継続することにした。カメラ本体の操作性もそうだが、Digital Photo Professionalといったソフトウェアも含めてCanonに慣れている。それらを捨ててまで乗りかえるほどのモチベーションはなかった。また、SIGMAやTAMRONからRFマウント対応のAPS-C用レンズが出ることがアナウンスされていたことも大きい。

ボディもレンズも、何よりも軽さを重視している。自分にとって、写真それ自体が目的になることはない。写真はあくまで、ライブや旅行、友人との時間の副次的なものである。カメラが重いと、それだけで写真の優先度がグッと下がるということを学生時代に学んだ。EOS Kiss以外にも祖父からゆずり受けたフルサイズや重いレンズをもっていたが、ほとんど使うことはなかった。現行のラインナップでもっとも軽いのはEOS R100だったが、さすがに機能を削りすぎということで、つぎに軽いEOR R50にした。

EOS Kiss X7のころにもっとも多用したレンズはEF50mm F1.8 IIとEF-S24mm F2.8 STMだった。いわゆる撒き餌レンズである。特にパンケーキの24mmを愛用していたのだが、EOS R50に移行するにあたって、これにマウントアダプターをつけるのはパンケーキレンズとしての利点が損なわれる。そこで、ちかいスペックのRF28mm F2.8 STMを購入した。当面はこれが主力レンズになるだろう。軽い標準ズームをもっていなかったので、RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMも買った。RF50mm F1.8 STMは見送ったが、しばらくしたら買うことになる気もする。

実際につかってみると、想像していた以上にボディの機能が変わっていた。特に、Camera Connectによるスマホ連携はとても便利だった。PCとのインタフェースがUSB-Cになっていることはもちろん、EOS UtilityからW-Fi経由でPCに写真取り込みできるのが地味にうれしい。撮影に関する機能でいうと、オートフォーカスの進化にはびっくりした。EOS Kiss X7は9点AFでセンターの1点しか使っていなかったのだが、EOS R50ではそういう次元ではなくなっている。AFエリアはかなり柔軟でAI Focusを使えば被写体の移動に合わせてAFを調整してくれる。ほかにもまだ把握しきれてない機能があるので、おいおい使いこなせるようにしたい。

以下は、勝どき、晴海、有明エリアを散歩しながら試し撮りした写真である(しずかなインターネットにアップロードすると画質がかなり劣化してしまうが雰囲気だけでも)。

@sankichi92
音楽とSF小説が好きなソフトウェアエンジニア