高校時代の二歳差ってとっても大きいよなと、流三のことを考えるときにいつも思いを馳せます。
自分の高校時代、二つ上の先輩ってすごく大人に見えた。
所属していた部活の二つ上の代の先輩たちのことが、とても大好きだったというのもあり。すごくかっこよくて芯があってセンスもよくて、もちろん技術とかも素晴らしくて。とても憧れてた。
だから流から見た三年生も少し大人に見えたりするかなと。赤と暮なんかはもうみんなの父母みたくも見えるし。👓くんの包容力なんて、本当に高校生?ってたまに思うくらいに魅力的。
そんな中で三はちょっと異質でもあるのかなと。父母枠には入らないし、最初の出会いのときは意地張った子供のようで。泣き顔も晒してるし。
でも復帰してからは、🏀センスをバシバシと見せつけて。頼りがいある兄貴分なところもいっぱい出してくる。
そうかと思えば1on1では、負けず嫌いで、ちょっとズルしちゃう子供っぽいところを見せる。
「この人、なんなんだよ」って流が掻き乱されてもおかしくはない。
それでもきっと。挫折も経験をしてきて、過去の自分への後悔を抱きながらも、真摯に🏀に向き合ってる三をプレーヤーとして認めていく流。
🏀シーンを見てても、流が三を信頼しているのは伝わってくる。たぶん🏀の相性もとってもいいんだろうなと。
三がたぶん一瞬で流の🏀センスを見抜いたように(アニメで流のシュートシーンを復部すぐの三が見て嬉しそうに「おっ」と言うところがある)流もきっと三の🏀センスは一瞬で見抜いたと。
センスがある者同士はすぐに相手の力量の把握も、相手がどう動いて自分がどう動けば良いかわかるとも言うし。
早い段階で🏀でのお互いを分かり合えたのではないかなと。だからこその「そんタマ」だと思うと胸が熱くなります。
話が逸れてしまった……。
突然嵐のように入ってきた二つ上の三に、流はどんな気持ちを抱いたのかな。
強さと繊細さ、大胆さと儚さ、大人っぽいところと子供っぽいところ、頼りたくなるところと守りたくなるところ。
そんな振れ幅の広い年上の三を流はどう見てるのかな?といつも考えてしまいます。
一緒に🏀できるようになったと思ったら、一年も経たずに引退して卒業してしまうんだもの。
もっと一緒に🏀したいと思ったときにはもう三はいなくて。二歳差を痛感する流。先に大人にもなってしまうし。
手が届きそうで、届かなくて。でもそんな年上の三をちゃんと掴まえて、自分の腕の中にぎゅっとできるのが流なんだろうな。
そしていつかきっと、その二歳差を感じないくらいに年上年下の関係性から対等なパートナーになっているだろう二人。
成長とともに、その二歳の差が埋められていくのが流三の醍醐味でもありますね♡