●さて、と(一ノ瀬うるは)
3時間半のアーカイブを生活の端々でちまちま聞き進めていたので、今週はこの配信、という印象がある。のせの雑談はいっときそれ以外ほとんど視聴しないほど愛好していたものの、ある時期からチャット欄の空気が合わなくなり遠ざかっていたのだが、たとえば移動中などに声だけを聞くかたちで、のせが選び取ったコメントだけに触れられれば、相変わらずの温度感や愛嬌を楽しめることがわかった。特に疲れておらず、かといって元気でもないときに聞きたくなる声・配信だと思う。
●【 #いでぃおす一周年 】どーんっと振り返り&学力テスト!?ないでぃおす一周年オフコラボパーティー!!重大告知もあり!?【いでぃおす/ にじさんじ】
デビューから一年が経ち、私含む視聴者やメンバー同士、そして本人のなかで、それぞれの立ち位置やキャラクター性が確立したのが窺えた。私はいでぃおすの魅力を、いわば平成V的なラフさと令和V的なきっちり感の両方を兼ね備えているハイブリッドなところに見ているが、それは「番組」的な学力テストのあとに雑談的な振り返りが行われたこの配信のなかにも表れていたように思う。フルメンバーの配信においては一歩引く感じがあったソフィや小清水が前面に出るシーンが多々あったのも感慨深い(腕組み)。併せて公開された「Blessing」の歌ってみたも、私がIdiosを追うきっかけになった「Connecting」に比肩するクオリティで素晴らしかった。halyosyによるこのシリーズの楽曲にはくすぐったくなるような部分もあるのだが、それゆえVTuberが歌うと輝き、なかでもIdiosは特に似合う存在だと思う。曲中に歌声ではない聞き慣れた声が聞こえると、ほとんど条件反射のように涙腺が緩む。
●雑談(病又イア)
申し訳ないが神回。電車のなかで必死に頬が緩むのを抑えていた。「もっとなんか、ミステリアスな話……都市伝説とか……」←好き。
●☾ ໋〖 #懐羽衣 〗神ゲー!?🦊完全初見クラッシュバンディクー3〖 天羽衣┊ななしいんく 〗
なにもかも懐かしい。自分が既プレイのゲームの初見実況を観る愉悦をいまさら思い知った。豊富なやられモーションがコミカルなクラッシュと、萌え声→唸り声のギャップが面白いあまういは相性がよかったように思う。げらげら笑いながら観ていた。ラチェクラも頼むというコメントを見かけ、同意。
●【 質問回答 】祝!デビューから一週間!【 領国つかさ / すぺしゃりて 】
読書家であることが明かされたり、制作途中ではあるものの自作のイラストが公開されたりして「陰キャ中学生」像がより強固になった(村田沙耶香と瀬尾まいこというフェイバリットの顔ぶれも味がある)。いわゆる「ロリ」や「メスガキ」とは異なる「ガキ」感があり、それが自分にとっては親しみやすい。
中学生のVTuberに惹かれるのは、たとえば大人なら「厨二病」として片付けられそうな話題を大真面目に扱えるからであり、あるいは根本的なフィクション性(応募要項を見ればわかってしまう有り得なさ)が、ファンタジックでもミステリアスでもない「クラスメイト」的な現実性のなかで働くからだと思う。野暮ではあるがVTuberになる場合の「難易度」のようなものを仮定するなら、封じられるものの多い中学生は相当上位に位置づけられるはずで、その、ある種の茨の道を前にしてもなお中学生なる微妙な存在になろうとする意志の力そのものに、私は魅力を感じることが多い。
●後で見る(抜粋)
◯【10万人記念歌枠】1曲歌うごとに1年ずつタイムスリップしていく歌枠【栞葉るり/にじさんじ】
◯【資料作り】録音環境ってどうやって作るの? -録音基礎編- 【ミラン・ケストレル/にじさんじ】
◯【 ファミレスを享受せよ #01 】おねえさんとファミレス【 Vtuber / 紡葉よみ 】
●雑記
週の後半はめずらしく動きがありYouTubeを開く時間が比較的減った。そして次週はもっと動く予定である。VTuberを観ない日もそれはそれで有意義で、作業的なものの進度はやはり上がるのだが、数日でそこはかとない欠乏感を味わうのが常である。今年に入ってから、いかにして他の物事を進めつつ、気分よく配信を観るかを探っている。けれど「効率」のようなものはあまり考えたくない。最近は夜中に歩きながら雑談配信を聞くのが楽しい(今に始まったことではないが)。このときも、最初に挙げたのせの雑談を聞いていたと思う。