視聴週報 20240205 - 20240211

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●ご報告(うなぎ)

6周年記念特番でうなぎを初めて食べることが発覚し、翌日に個人チャンネルでまともな実食を試みるも豪雪のためデリバリーが機能せず、企画が頓挫したため謝罪会見、という出来すぎた流れがあった配信。事の発端である特番での一幕は、本人の意に反する庶民性と、それゆえ以前から垣間見えていた食レポの魅力が完璧に表れていて感動的ですらあった。隣のるべくんが絶妙に上品な雰囲気を漂わせていたのも面白い。「よかったね……」「なんか微笑ましいな……」という周囲のガヤにも納得である。うなぎはリベンジもあるそうなので、楽しみに待ちたい。※追記:あった

●月ノ美兎イメージソング「コスモノート」

「Moon!!」のiru氏が月ノ美兎の活動6周年を記念し、「Moon!!の二次創作」として制作した楽曲。一期のOPに対する二期のOPとでも言いたくなるような一貫性と変化があり、宇宙服のビジュアルや、歌詞のなかの小ネタを通して委員長の6年間の足跡を辿りながら、同時にそこを伴走してきた視聴者(iru氏)の時間も、緻密さを増したアレンジから受け取れるのが素晴らしかった。「にじさんじといえば双方向性ですからね」と、記念雑談で委員長があらためて言ったのにも頷ける。こちらの配信も、人気声優と出掛けたかと思えば「関係性」を見出したくなるような事務所内の裏話が披露され、さしたるお祝いムードこそ無かったものの、6年間で変わったものと変わらないものを確かに感じられる内容だった。

●【昼活雑談】アビス会食@リバイバル w/にゃんたこ【にじさんじ / 樋口楓】

「小学生の頃から付き合いがあり、時には互いの相談に乗りあい、結婚した今もでろーんの活動を見守っているマビノギのフレンド」の話……。アビス会食をまともに観るのは初めてだったが、単眼の猫と化したにゃんたことでろーんがお便りをひとつずつ深部まで掘り下げていく形式は、可愛らしいビジュアルと、自由さと生真面目さを兼ね備えた雰囲気がどことなくEテレ的だと思った。近いようで異なるストリーマーとVTuberの、あるいは関西とバーチャル関西の空気が、会話を通して入り混じるのが面白い。そして、その場合ここでは二頭身のにゃんたこの方が超越的に見え、でろーんの方に素朴な人間味を感じるのが独特である。

●【あめもに】もにちゃんが遊びにきたよ!

発熱している人間の喋りは酔っぱらいと区別がつかないことがわかった(由持だけかもしれない)。養生してほしい。たまに金平が乗りだすと由持が梯子を外す感じで黙るのが好き。

●【雀魂】立直しか知らない拳ギャルが力一先生に学ぶ!麻雀初心者講座!!【倉持めると/にじさんじ】

手書きのノート、応援したくなるな……と思っていたら力一が「応援したくなるね!」と突っ込んでいた。前日の告知ツイートから楽しみにしていたが、やはりと言うか相性のいいふたりである。力一は普段わりと型破りなひとと組む印象があり、普通に素直な子とのやりとりは新鮮に感じる。一部では麻雀配信そのものの難しさに行き当たっている時期だったと思うが、そんななかで屈託のない様子が観られたのも嬉しい。

●#1【 ドラクエモンスターズ3 】初見プレイ!!初めてのDQM!!🦖【小清水 透 / にじさんじ】

一人暮らしを始めるための引越し作業が一段落ついたようで、連鎖反応のように私の生活にも安寧がもたらされる。去年から引き続きすっかりドラクエに取り憑かれていて微笑ましい。昔から家族や友人がゲームを遊んでいるのと同じ空間に居るのが好きだったのを、最近また思い出している。そのとき私はプレイの動向は気に留めず、たとえば難しい面をクリアした様子なら「おめでとう」と言う程度だったと思うが、それが心地よかった。今、あらゆるVTuberの配信を注視するわけでもなく流しているのは、その感覚の延長線上だと改めて思う。

●後で見る(抜粋)

4人集まってにじレジ(真)になったわけだし誰が一番いい企画出せるか決めようや【 鏑木ろこ¦にじさんじ】

ぶいすぽ相関図(主観図)つくるど【ぶいすぽ/八雲べに】

【 午前五時にピアノを弾く 】 霧と私とそれから__.¦#みおんえあ【 #新人vtuber / #UniVIRTUAL 】

●雑記

する必要のない準備作業に時間を費やし続けるような、気の抜けた一週間だった。週の初めに雪が降った影響もあるかもしれない。書き損ねたが、豪雪で買い出しに行けなくなった一条莉々華さんが有り物でご飯を作る配信が、覗いた程度だが好きな雰囲気だった。こうした時事的な現象を共有するような内容は特別に感じられる。後半は一転して暖かくなったので、散歩の距離がやたらと伸びた。写真はお婆ちゃんが孫に送るような梅の花の一枚しか無かったので割愛。