少し前、職場で若手の人が進捗報告する時に、「この問題は、sardineさんに相談していただいて解決しました」と報告していて、違和感があった。
していただいて?
僕の方から相談したのではない。その人から相談されて、僕が答えた。
まるで、僕の方から相談すべきことをしてなかったせいでこれまで問題が残っていたかのように聞こえる。あるいは、僕の側に何か理解不足があって、その若手の人に教えてもらったようにも聞こえる。
実際そうならもちろんその通り報告してもらっていいんだけど、そうじゃない時に誤解されたらちょっと嫌だなと思った。
こういう場合は「相談させていただいた」と言ってほしいと業務用チャットで伝えたところ、チャットにしては長めの文で、自分はそうは思わないという返信というか、反論があった。はっきり怒ってるとは書いてなかったけど、相当イラっとさせてしまったようだった。
それからしばらくして、最近、また別の若手の人が偉い人に「この後お時間あったら相談していただけますか」と言ってるのを見かけた。
この人は、前の若手の人とは面識がないはず。
なので単純に、僕なら「相談させてもらう」という場面で、「相談してもらう」という人もいる、ということのようだ。
友達との旅行の相談みたいなイメージなのかな。時間をとってもらい、一緒に相談してもらった、的な。
つまるところ、自分だって専門家でもないのに他人の言葉遣いにケチをつけるのはやめておけ、ということになるんだとは思う。
僕だっていちいちつっかかってるわけじゃなくて、自分がわずかながら不利益を被りそうだったからチャットで言ったわけだけど、結果何も解決しなかった。よほどうまい伝え方を思いついたのでなければ、今後似たようなことがあってもなんとか気にしないようにするしかない。