大切な人たちへの感謝を込めて

sasira
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2/9 あと20日で卒業かーと深夜1時に書いてたやつ。卒業式に言いたいことおかげでまとまったな。そんな下書き公開〜

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「あなたはあなただから良いんだよ」

きっとこの言葉をずっと求めていた。

中学生時代、生徒会役員をやってた時思ったんだよね。

先生たちは、私を褒めてるんじゃない。

指示に従う私が「偉い子」で「良い子」だということを。

でも、高校生活を振り返ってみると、私のありのままを「いいね」って言ってくれる人たちとたくさん出会えた気がする。

まず、なんと言っても槌本先生。

私の探究人生の原点を作ってくれた人。

高校3年間、結果的に色んな人たちと出会ったし、話してきたけど、やっぱりこの先生は特別だ。

なんていうのかな。ほんとに人を褒めないんだよね。笑

「生徒だから」「高校生だから」なんて扱いはされた覚えがない。

私が自信満々に意見を言ったとしても、頷いた後には、「でもさ、」と先生は先生の意見をぶつけてくる。

でもね。失敗した時、悔しかった時、誰よりも褒めてくれたんだ。

あの先生が?明日、雨でも降るんか?

ってくらい珍しくてビビったのも覚えてる。

オーラは怖いけど、生徒に対する想い、あったかさが、関われば関わるほど伝わってくる。

そして、先生は家族以外で初めて「愛ある放置」をしてくれた。

SNS始めてみたら?も言われてない。

マイプロ出てみたら?も言われてない。

この大学とか向いてるんじゃない?も言われたことない。

(あ、これに関しては、いつも〇〇大学行きたいですって私が報告スタイルしかとってなかったからか笑)

そう先生は、与えることよりも、私のやりたいを引き出してくれた。

たくさん、「あなたはどうしたいの?」と問いかけてくれた。

結果は出なくても、私の学びを、成長を、一番喜んでくれた。

何者かである私ではなくて

ありのままの私を「良いね」って言ってくれた。

そのおかげで、「私は私で良い」って思えた。

だから、私は自分の道を自分の力で切り拓けた。

たくさんの仲間たちと出会うことができた。

先生と出会えてなかったら、絶対に今の私はいない。

先生、本当にありがとう。

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そして、SNSで出会った大好きな人たちへ。

SNSを始めたころ、こんなに長く関わるなんて思ってなかった。

正直、その場限りの繋がりだって思ってた。

確かに、出会ってきた全ての人と分かり合えたわけでもない。

でも、私のありのままを「良いね」って言ってくれる人たちもいた。

noteを書いたら、LINEに長文の感想を送ってくれる人がいる。

Xのスペースに入ると、「わー!さくらやん!」の後「さくらのnoteまじで良いよね。」っていつも言ってくれる人もいる笑

「さくららしくて、良いよね」

この言葉が、本当に本当に嬉しかった。

SNSなんてやらずに、普通に学校だけの世界で生きてたら、出会うはずがなかった人たち。そして、出会っても、画面の向こうにいる、遠くにいる人たちであることに変わりはない。

だけど、ずっと私の心のそばにいてくれた。

私を見つけてくれて、私と出会ってくれてありがとう。

おかげで、学校だけの世界じゃ味わえない幸せを感じることができました。

本当にありがとう。大好き。

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そして3年間、同じ時間を過ごしたクラスメイトへ。

高一の頃の私は、本当に性格がキツかったと、今は思います。

あの頃の私は、棘がたくさん付いてたよね。

自分の正義を主張し、助けが必要な時だけ求めて

勝手に1人なんだと思い込んで、みんなを悪者扱いして

私は正しいことをしてる、そう思い込んで、走ってました。

でも、みんなとの距離を作ったのは私でした。

そして、それを教えてくれたのはみんなでした。

でもその頃の私は、自分だけ被害者。そうとしか認識できませんでした。

だから、新たに私の居場所を見つけることにしたんです。

それは、SNSでした。

でもSNS、特にnoteには書いてしまいました。

クラスメイトがたくさん批判してきたって。

みんなを悪者扱いにしてしまいました。ごめんなさい。

でもね、文字に起こす中で、私にダメなところがあったと気づけたんです。

だから、変わろうって思いました。

高三になって、みんなと放課後話していて教えてくれた「ある時から、さくらの雰囲気変わったよね、話しかけやすくなったよね」って話。

その噂があったことを知った時、ホッとしたの。

私だけ、みんなと話せるようになった気がするって思ってるだけなのかもってちょっと不安だったから。

高二の夏、言っちゃ悪いけど、クラスが大嫌いでした。

でも、卒業を控える今の私は、みんなの幸せを心から願っています。

この一年、辛いことたくさんあったし、たくさん泣いた。

でも、みんながそばにいてくれた。

ぶつかり合った過去もあるけど、私が受験期で病んでる時

「さくらを落とすやつは見る目ないよ」とか

「さくらはさくらで良いんだよ」って言ってくれた。

そして、何も言わずに抱きしめてくれた。

本当にありがとう。

毎日一緒に過ごしたみんなが、私を批判してくれた子が「さくらはさくらで良い」って言ってくれたこと。本当に宝物としか言いようがないです。

クラスメイトがみんなだったから、私は変われたと思う。

幸せな空間を作りたいって思えたのもみんなの笑顔のおかげ。

相手を受け止めることでこんなに私の価値観も、見える世界も変わる。

大切なことを教えてくれました。

だから、もっと多くの人を幸せにできるように

4月からは、新しい道を歩もうと思います。

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高校生活を思い返した時、たくさんの人の顔が浮かびます。

家族、先生、友達という近くにいる人から、

遠くにいるけど、心のそばにいてくれた人。

高一の私が知ったら、きっと驚くだろうな。

最高の高校生活でした。

短くは無かったかな。濃かった。