今日は、久々に母校に行った。
カレンダーを見てみると今日しか空いていないことに気づいて、突然行っちゃったから、お世話になった先生にはあまりご挨拶できず...。
恩師はいたけれど、いつも通り、お忙しそうだった。
「ごめんな、もう今から学校でらんばっさね。」
「あ、そうなんですね!大丈夫です!また来ます!!」
いつもの昼休みの会話みたいだった。笑
今日はお客さん来てるから、明日おいでみたいな。
でもなー私もう、そんなすぐには来れないんだよー。笑
だけど、この感じが、らしくて好き。変にしんみりするわけでもなく、これからも関わるっしょ!!みたいなものをお互い感じている気がする。
多分、大分とかすぐ来そう。
そんなわけで、他の先生方とお話したんだけど、話さなくてもいい先生とお話してしまった。笑
そのことを書き出してしまう自分の性格の悪さに、ウッとなってしまうけど、感じてしまったことなので、書いてしまおう。
現代社会の先生。先生は一言で言うなら熱血教師だ。
好きなタイプの先生ではある。
だけど、あの人は、自分の正義というか、正しいと思ってる型を押し付けてくる感じがして、正直、あんまり好きではない。
「毎年卒業生に言ってることなんだけどさ...」と先生は言う。
「起業してみてほしいんだよね。」でしょ?
そう。先生は、いつもこれだ。
「起業してみてほしい」
先生が起業したいのも知ってる。じゃ、あなたがやれば?ってなってしまう。
もちろん、家族がいて、お子さんもいて、そんな簡単な決断じゃないことも知ってる。自分冷たいなっても思う。
でも、自分の心残り、「やっておけば良かった」ってことが生徒にとっても「やっておけばいいこと」って思わないでほしい。
別に嫌いとか、憎んでるわけじゃない。私のためって、話してくれてるんだろう。でも、価値観が違いすぎて、話すのはしんどい。
私の言葉を受け止める前に、跳ね返される感じ。
初めて、志望校をこの先生に言ったとき
「あの大学は、学費が高すぎる」
「専門性がない」
「語学極めるくらいしかできないよ」
そんな言葉を並べられた。
その瞬間から、この先生への苦手意識は生まれた。
そう、この先生は、私を見ているようで見てない。
どこの大学に行くのか、どこに就職するのか、結果しか見てない。
もちろん最初は、志望校を伝えた時、恩師にも「?」って顔された。
でも、探究で自分の意見を話した次の日、「あなたがあの大学に行きたい理由がわかった。腑に落ちたよ。」って言ってくれた。
つまり、教育者に必要なことは、一時的な結果を評価することではなくて、変化した差であったり、選択するまでの過程を見て、その子を信じることだ。
と私は思う。
私の大好きな人はみんな、私を信じてくれる。
もちろん、成功するとかそういう「信じる」ではなくて、
あいつはなんとかなるという「信じる」だ。
でも、あの先生は、多分私を信じてない。
だから、絶対見返してやろうって久々に心が燃えた。笑
意外と後輩の中にAPU志望の子が増えているのだけど、今の状況的には、なぜか知らないけど良いイメージを持ってくれる先生が少ない。
だからこそ、私がそのイメージを払拭したいんだ。
どこの大学に行くかじゃないってことを、私が証明してみせる。
私自身のためにも。これからの後輩たちのためにも。
そう思った。