後輩から昨日来たLINE。
「せんぱーい悩み事があって...」
探究、人間関係、進路、色々含めたお悩み相談だった。
さっき、終わったから、今感じることでも書こう。
Xにも書いたけど、もっと書きたいことはあるから。笑
(まとまって無さすぎるけどかくよここには)
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探究の悩み、例えば、周りのことの熱量の違いが辛い。とか。
誰とでも話せるけど、いつも固定の子はいなくって、2人ペアになる時に、ちょっと孤独を感じてしまう。とか。
他にも色々あった。
あー。あんなこともあったな。と思った。
私は、探究でほとんど辛かったけど、もちろん日常生活も影響していたし、辛かったわけで。2人ペアになる時も、1人、私が余ることはあったし。強がっていたけど、本当は、そばに誰かがいて欲しかったんだ。
でも、全然大丈夫だよー!!なんて笑顔振りまいて。
研修に行く時のバスで、みんな隣の子と話していて、バスは騒がしかった。
でも、私の横には誰もいなかった。
日常生活一つ切り抜くと、誰かしらとは話せたし、1人ではなかったけど、隣に誰もいない現実は、私の本当の姿を表しているかのようで、
いつになったら、どこに行けば、私の隣にいてくれる人がいるんだろう。と誰にも気づかれないように、涙目で、窓から景色を眺めてたな。
後輩の悩みを聞いていると、忘れかけていたことをたくさん思い出し、後輩が過去の自分にしか見えなかった。助けてあげたいな。と強く思ったし、頑張ってほしいな。と思った。
過去の自分と重なってしまうからこそ、自分の正解を言いそうになってしまう。でも、恩師を思い出すと、私が相談した時、答えなんて教えてくれなかったんだよな。何か言いたそうな顔はしてたけど、言わなかった。
あれはきっと、自分で考えて、自分なりの納得できる正解に辿り着け的なメッセージだったと思ってる。だから、私もそう思って、できるだけ、後輩の言った発言に質問するようになった。すると、私と後輩の違いが見えてきた。
そして気がつくと、私の口は動いた。
「探究って、何かのテーマについて思考を深めることを想像するかもしれないけど、今言ってくれたような悩み、例えば、自分と周りの熱量の違いだとか。それって、きっとどのグループにも起こりうるし、一見、探究と関わりなさそうかもしれないけど、こーゆーの含めて私は探究だと思うよ。」
「私は、熱量の差もそうだけど、クラスメイトとも揉めたよ。でも自分なりに解決させたつもり。だから、今の〇〇と似てるなーって思うし、こうしたらいいよ!ってのは正直、何個か頭に浮かぶよ。でも、置かれてる状況も、周りにいる人も違うわけで、こうしたらいい!っていうのはすごく無責任だと思っちゃう。だから、〇〇なりにこうしたら良いんじゃないかな?とか、たくさん考えて、動いてみてほしいな。きっと、私の正解と〇〇の正解は違うし。だから、同じ悩みを経験してる私たちだからこそ、〇〇がたくさん悩んだ自分なりの正解、見つけ出してほしいな。そして、教えてほしいな。」
私は、別に先生じゃない。自分のこの感覚も、喋ってることもあってるのかはわからない。こんなこと言える資格があるのかもわからない。
でも、私は、先生が私にやってくれたように
「自分」が人生の主人公で、「自分」が考え抜いた、「自分の正解」を見つけてほしいんだよね。
変化が目まぐるしいこの社会を生きているからこそ、「自分」を大切にしてほしい。「誰かが言ったから」ではなくて、相手を受け止めつつ、自分の考えを持っていてほしい。
伝え方は、まだまだ下手くそだし、どんな問いかけしたら良いのかわからない(なんて言えるレベルでもないかもしれないけど)でも、自分なりには全力だ。
でも、後輩が、
さくらさんがこの前、高一全体に話してくれたお話聞いて、さくらさんの想い、伝えていきたいなって思ったんですよね。
とか
先生、最近ことあるごとに、さくらさんの名前出しますよ。あの子は、すごかった。
とか、言ってくれた。なんだか嬉しかった。
↓過去のnoteに書いた先生へのメッセージなんだけど
私の恩師へ
10年前、周りの先生に批判されながらも、これからは探究だ!!って貫いてくれてありがとうございました。先生が辛い思いをしながらも、生徒のことを第1に考えてくれたから、今の学校の探究があるし、今の私がいます。
この探究は辛いことがたくさんありました。 先生にはたくさん愚痴を聞いてもらいました。 たくさんの人に助けられたから頑張れたのも事実ですが、 今当たり前にある探究、人生を変えてくれた探究が、先生の努力のおかげであると思うと、この私の辛さも経験も未来に繋がるのではないか?と思えたんです。
10年前の先生の行動が10年後の私を救ってくれたように、この探究も未来の誰かを救えるかもしれないと、諦めたくない!って思ったんです。 「人がどう言おうと全ては自分次第」
帰り際、ボソッと先生が言ったこの言葉がずっと私の心には残っています。先生が言ったこの言葉はすごくあったかくて、ずっしりした重みがありました。 先生にこのnoteを見られる日が来るのかは分かりませんが、私は先生と出会えてとても幸せです。
自分次第で、未来は変えられる。 先生。私変えてみせるよ。
今の私の辛さは、誰かの未来を救えるんじゃないか。そう思い込むしか頑張れなかった日もあった。若干、言い聞かせてたところはあったかもしれない。
だけど今日、後輩と話していると、「あぁ、あの時想像した、未来の誰かの1人に、この子がいるのかもしれない」と思った。
悩んで良かったなと。自分の環境が良くなったことも良かったけれど、ちゃんと、未来に繋がってるのもかもしれないと思った。
私が入学した時から、先生は卒業生をよく自慢する。
だから、あの先生に語り継がれる卒業生になりたいなと高一の頃思っていた。
というか絶対なるし、なってみせると家で言っていた。
そして、あれから三年。
後輩たちに語り継がれる、卒業生になれているみたい。
嬉しいな。でもその反面、過去の自分に負けないように、成長した自分でまた頑張ろう。もっと成長しよう。って思った。
明日は、高二の後輩と会う予定。また、考えること増えそうだな。(明日も書くって予告じゃん)