午前中はコメダで作業。モーニングを済ませた後、意外と作業時間が伸びたのでお昼もそこで食べる。カツパンのボリューム懐かしい。
隣駅にコメダがある生活は結構良かったなあ、引っ越すと最寄りのコメダが無くなってしまう。気にいる喫茶店が見つかるといいけど。
夕方、妻がヘラルボニーとJALのコラボ展示の見学ツアーを当てたとのことので、それについていく。
前も書いたことがあったような気がするが、ヘラルボニーとは知的障害を持った作家さんとライセンス契約を結び、それら作品を軸に色々な事業を展開しているスタートアップ。妻が参加したスタートアップカンファレンスで存在を知り、教えてくれたのがきっかけで私も知った。
単純にアートとしていいな!と思う作品ばかりなので、アート自体を障害者云々で見る前にこのクッションいいなーと思って購入したりしている。
ただヘラルボニー創業者の創業に至った背景や、作家さんの過ごしている風景などを情報として知ってしまうと、勝手にストーリーを感じざるを得ない。単に消費するモノやコトが多い中で、裏にストーリーがあるのは思い入れが増えるきっかけになるのでそれはそれでいいのかなと思う。
そのヘラルボニーが最近JALと業務提携を結び、機内食やアメニティをはじめとしてさまざまなところでコラボしているらしく、それら取り組みの一環としてJALのSKY LOUNGE MUSEUM に招待してもらった。
JALと提携に至った背景などの説明を受け、展示を回る。びっくりしたのが、そもそものJAL SKY MUSEUMのクオリティが高かった。21_21美術館のような洗練されたデザイン、またQRコードをかざしてスタンプラリーするなどの体験型UX設計、かっこいいけど突き放さないデザイン空間が素晴らしく良かった。
その中にヘラルボニーの作品が散りばめられ、モノクロで統一された空間に華やかなアートが添えられることでいい意味で違和感が混じり、視界の先に広がる空間としてとても良かった。なんだろうこのアート?と気になるきっかけにもなりそうで航空ファンにも気に留められるのではないだろうか。
空には国境がないし、ヘラルボニーも境界をなくしていきたい。ボーダレスな世界にするために、まずは決められた仕切りを超えていく。「BEYOND」というこのプロジェクトのテーマを聞いた時、「おぉ〜」となった。めちゃくちゃうまいし、かっこいい。コンセプトムービーとても良かったので見てみてください。
展示の後、久しぶりに映画館へいき「カラオケ行こ!」をみてきた。和山さん作品はとても好きで、「女の園の星」もこの「カラオケ行こ!」の原作も妻に読ませたらすぐハマっていたので、一緒に観にいくことに。
映画の感想としては、これはこれで面白かった。やっぱり原作の、漫画の空気感だから面白い部分はあるよな〜と感じさせられる場面はたくさんありつつも、カラオケや合唱を音ありで体験できる良さは映画だからこそだった。綾野剛の紅も斎藤くんの紅も、リトグリの紅もみんな違ってみんな良かった。何も考えずに見れるのでお気軽にどうぞ。