私の2023年をざっと振り返る。雑に総括すると、ジェットコースターのような1年だった。
1/ 忙しない年末年始、決められない次の環境
2023年初頭は転職活動から始まった。
正月休暇の頃はバイオテックスタートアップA社にエントリー中で、三ヶ日から近所のカフェで選考課題として新規事業案の事業計画を書いていた。(結果、この会社にはオファーをいただくものの行かなかった。)
年末年始はスタートアップを中心に複数の会社と会っていた。求めている要素はいくつかあったが、プロダクトでエンドユーザーの生々しいペインを解く経験を喉から手が出るほど欲していた。また、過去短い期間ではあったが、がんの基礎研究に心血を注いでいた経験から、医療の分野における研究技術の社会実装・浸透というテーマも、生きているうちにやり遂げたいものとして無視できないものになっていた。
2/ 出会いは突然に。転職先の決定
そんな時、ご縁があって後にジョインすることになるバイオテックスタートアップ:Craifから声がかかる。事業内容を見てみると、実は学生時代にもともと注目していた会社が社名変更した会社であることが判明する。なんという偶然。
その後はトントン拍子で選考が進み、オファー承諾まであっという間に終わった。
多くの不確実性を孕んでいるが、今の自分において、これ以上ない最良の環境だと信じることができた。
*事業ドメインの捉え方
Craifがアドレスしている事業環境をどう捉えているか?を以下にざっくりまとめた。興味がある方はぜひ。
3/ 新卒でお世話になった会社の退職
新卒でお世話になったPwCを退職した。
比較的自由度高く仕事などなどをさせていただき、様々な経験・学び・人脈・そして尊敬する同期/上司(ともだち)が得られた。本当にお世話になった。感謝しかない。
特に、ここで何度もやった、
1.はじめましてのイシューを特定し、
2.構造化・分解して、最も有効なサブイシューを見出し、
3.ソリューションを出すための知識を爆速でキャッチアップし、実際に実行する
動きは、その後に大きく活きていると感じる。
あと、忘れちゃいけない新卒1,2年目の頃にやっていたシステムの要件定義、開発、検証の経験もかなり有益だった。今後の市場性を鑑みて、(学生時点なのでかなり解像度は低かったものの…)狙って取りに行った経験だったけど、自身にとってはアタリだったと思う。
4/ 海外旅行
2023年は韓国旅行、ヨーロッパ旅行(スペイン、フランス、ポルトガル)に行った。(その他国内は色々。)
韓国では、韓国人の友人(PwC同期)の案内で、木洞を拠点に様々観光できた。チムジルバンにほぼ毎日行き、美味いものをたくさん食べた。初めてクラフト生マッコリを飲んだし(激うま)、韓国産のワインは発展途上だということも体で感じた。総じて、最高。
ヨーロッパ旅行は友人のパリ挙式に招待いただいたのをきっかけに決行。世界遺産、グルメ、ワイン、海、現地の人々など、語り尽くせぬ思い出ができた。
ハイライトはブルゴーニュのワイン畑をチャリで走り抜けた体験かな。ほんと最高だよ、あれ。
5/ 仕事
新製品の販売戦略策定、リブランディング、ローンチなどなど、思ったよりも1年は早くbig issuesがポンと渡されて、必死になって進めた。結果、軸となるメインの仮説は外れたけど、その他の仕掛けが当たった。事業としては大きく前進させることができた。これぞビジネスの醍醐味?を味わうことができて、ニンマリが止まらない。良い締めくくりができたと思う。もちろんその途中途中では、数えきれない冷や汗、絶望もあったが、そうじゃなければ仕事じゃない?とはよく言ったものだ。
総括
人生のターニングポイントになる1年だった。総じて、とてもいい年だった。