同じメーカーの帝国海軍恋慕情のほうがクソゲーとして知られてますが、どちらもプレイ済みな身としてはこっちもプッシュしておきます。
BELIEVER!の評価があまり良くないことを知っていたのになぜプレイしたかというと、その前にジャックジャンヌをフルコンプして、もう本当の本当に感動と充実感と満足感でいっぱいになってしまい、次どんなゲームをしても比較してしまうと思ったのでこちらを選びました(酷い)。
でもある意味この選択は間違っていなかったと思います。
ざっくりシナリオを説明すると、魔王を週末でささっと倒して月曜から普通に学校に行くよ! ついでに彼氏も出来たよやったねハッピー!〜完〜って感じです。
確かにあっという間に魔王倒すけれど、誰かのルートの最後で「明日から学校だね」的な発言を見た瞬間、このゲームの無自覚のヤバさが伝わりました。
異形の者(雑魚敵)と四天王が突然やって来たと思ったら、学校の地下に異世界へと続く扉が出現し、伝説の神子も守護者も何故か全員同じ学校にいて勢ぞろいしてるので、お泊り会感覚であっちの世界に行き、買い出しや寝るためだけに戻ったりとヌルゲーすぎるんですけど、登場人物たちはいたって真面目なのが見ていてつらい。
魔王や四天王も扉を開いただけでまだ何も悪事を働いてないのに、人類の敵!! 許さない!! みたいに言われて速攻滅ぼされたのもなんだか気の毒でした。
ルートによっては攻略対象の一族のせいじゃないかこれは? みたいな展開もあるので余計に不憫に思えたり。
爆速で話が進む割に展開は淡々としていてどのルートも非常に眠気を誘いますが、特に後輩ルートでは半分眠りながらボタンを押してたら異形の者の唸り声にびびって起こされたので、これだけはこの先もずっと覚えておこうと思います。