SFC版のかまいたちの夜でサウンドノベルというジャンルに初めて触れて、謎解きもろくにしないまま進めたら無事にサバイバルゲームに突入して彼女にストックで……エンドを迎えました。
ちゃんと推理しないとこうなるのかとビビりつつ、ストックの殺傷能力をしみじみと感じ、それからはかなりやりこんで、どんどんかまいたちの夜の魅力に引き込まれていきました。
ミステリーだけじゃなくて色んなテイストのシナリオもあるし、バッド含めエンディングも豊富で飽きないし、今でもノベルゲーしてるのはかまいたちの夜のおかげだと言っても過言ではありません。
それから数年後、PS版のかまいたちの夜も購入して、PS2でかまいたちの夜2が発売されたのでそちらも購入して早速プレイしました。
かまいたちの夜2は賛否両論あるみたいですが、とりあえず私の中ではコンシューマーでトップクラスのトラウマゲー認定しています。
底蟲村篇はまだぎりぎり耐えられたけれど、陰陽篇は本当に無理すぎる。
こっちがどうしようもできない状況でどんどん惨劇が起きるのを止める事すら出来ないし、残酷なシーンが延々と続くし、救いのないエンディングだしで正直げんなりしました。
惨殺篇も同じような感じだったけど、底蟲村篇と陰陽篇をクリアした後だったらもう何でも来いの心境になります。
前作のようなミステリーを期待してたら、ひたすらに後味悪いホラーを押し付けられた気持ちですが、かまいたちの夜2にしかない魅力もあると思うので否定はしません。ホラーノベルとしては秀逸だと思うし。
ちなみにかまいたちの夜2でお気に入りのシナリオは妄想篇です。ああいう後味の悪いのは大変好みなのでもっと欲しかった。
余談ですが、かまいたちの夜で我孫子武丸さんのファンになり、一時期作品を読み漁ってましたが、速水三兄妹シリーズが一番好きです。読みやすくて面白い。
逆に一番有名な『殺戮にいたる病』はあまりにグロすぎて何度も中断してやっと読み終えましたが、ひたすらしんどかったです。しかしラストには驚かされましたね!