最初にプレイした乙女ゲームはアンジェリーク(SFC)でした。
当時は乙女ゲーというものがよく分かっておらず、とりあえずロザリアに負けないよう守護聖と仲良くするゲームみたいな感覚でプレイしてました。
自分が買ったソフトにはCDが付いていて、告白シーンに入って指定のトラックをデッキで再生すると何とフルボイス(笑)!という今じゃ考えられない驚きの仕様でした。連動させてフルボイスで告白シーンを見る勇気などあの頃の私にはなかったので、CDはそっとしまったままでゲームを終えました。
でもそんなこんなでアンジェリークって面白いな!と思って、その後アンジェリークSpecial2もプレイしました。圧倒的に温和コレット派。
それから少し時は流れて、友達から遙かなる時空の中で3とアンジェリークトロワを借り、どちらも楽しくプレイしたけれど、自分では他の乙女ゲームに手を出すこともなくそこでフェードアウト。
そして更に時は流れて、乙女ゲームが原作のアニメを何本か見て、衝動的にPS Vitaを買ってプレイもしましたが、ハッピーエンドだけ見て終わったり、フルコンプする前に満足して放置するなど割と雑な付き合い方をして、運命の2018年。学生の頃から今もずっと好きなバンドのライブで、とある乙女ゲームの主題歌になっている曲を聞いてるうちに「よし、このゲームをやろう」とライブハウスで心に決めて、今に至ります。
あの時の決意がなかったら、今の自分はなかったなあとしみじみ思います。