ART OF MIKU、という展覧会に行ってきた。初音ミクをテーマにした現代アート展。国内では初だったらしい。意外だった。もうとっくに行われている試みかと思っていた。
行ったのは、河村康輔の担当したメインビジュアルが電子的で好きだったから。コラージュアートで、紙がデジタルっぽいのが良かった。あとは、物販のマグカップが欲しかった。今、マグカップが足りていない。
ということで、渋谷に行く。
渋谷駅。
The BONEZの広告を見かける。幕張メッセでやるのね。「飲酒は20歳からボーンズは0歳から」らしい。
初音ミクと言えばFLEETのCipherだよなと思い、聴く。ボーカロイドが苦手から好きになった曲。全く気付いていなかったのだけど、一昨年fhánaでカバーしたのね。アルバム名にもなってた。思い出深い曲だったので嬉しかった。
渋谷PARCO。
多分来たことがある。でも、来た記憶がないから、来たことがないかもしれない。時間があるので、おもむろに地下に行く。変な構造。真ん中に飲食店がドカッとあって、歩いていくとコンドームショップがあったり、レコードショップがあったり、カードショップがあったり。あちこちにサイネージ広告。奥に入っていくと壁に絵が描かれてて、そこを抜けると喫煙所がある。地下なのに外にいるみたい。地球外生命体とかに地上を乗っ取られて、地下に追いやられた人類が作ったシェルターっぽいイメージ。
時間になったので、PARCO MUSEUM TOKYOに行く。リミットは30分。
気に入ったのは、
POP GUARD/FACE
初音ミクに布がすっぽり覆いかぶさっている。スラッとのびた足と髪で初音ミクだとわかる。もしかしたら初音ミクではない。で、タイトルがポップガード。
WANNA BE REAL/山口真人
Cheryl LynnのGot to Be Realを聴いた初音ミクが、現実に憧れるというテーマ。初音ミクが人間になろうと顔をリアルに近付けているようで可愛い。
電子の海 / Electronic ocean/江口綾音
電子の海という比喩表現は昔からあるけど、それは初音ミクにぴったり。楽曲データを泳いでいけば、いつか初音ミクに辿り着くことができそうな感じがロマン。
30分たって物販。マグカップは売り切れ。オンライン販売ありだった。セーフ。