AI 音楽 メモ 2024/04/18

satosansan
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音楽的同位体 可不(KAFU) collaboration with Synthesizer V AI / The Right Stuff ver.というのが、出来栄えに対してオリジナルである花譜本人が違和感を持ってしまい、発売が延期となった。

数年前に可不のリリースを行うにあたって、いくつかのパターンを出して「どれが良いと思いますか?」っていうアンケートを取ったことがあった。その時に当時1番精度が高いものが最終的に選ばれなかったのは印象に残っている。その経緯を踏まえると、むしろ、この精度のものがリリースされる方が違和感があると思っているところである。


このニュースを見た日、Youtubeがおすすめしてきたので以下の動画を見た。

「何か気持ちが悪い。」と思った。この嫌悪感は「本人と誤認される作品が、本人の知らない間にカジュアルに拡散できるようになる」ことに対する漠然とした危機感からきていそうだった。自分がやってないことをやったかのように思われるのって何か嫌じゃない?

投稿主に悪意はなく、事務所の方に確認中とのことであるが、悪意を持った人間がツールと技術を得たらもっと面倒なことが起こったりすんのかなと杞憂民をしている。

数年前に、AI美空ひばりが反響を呼んだことを思い出す。当時これを故人に対する冒涜だと捉える見方もあったけど、生きている人間の場合はどう捉えられるんだろうなと思った。


最近、AI関連のクリエイターの話題が軒並み「精巧な二次創作」の話ばかりで、コレジャナイ感がある。二次創作以外で、何か面白いやり方ないかな。思いつかない。