The Vision of Contemporary Artの略らしい。今年で31回目らしいけど1度も行ったことはなかった。インターネットをしていたらたまたま見かけて、40歳以下の若手作家オンリーなのが良かったから、行った。
印象に残ったもの。
風景の拍子/大東忍
東北某所の山奥。木炭で描いていてモノクロで夜。田舎に住んでいた時期があるので、親近感。当時見た似たような風景を思い出す。昼の姿のイメージがわいてきてモノクロなのに色が見えるようだった。
red shoes #001 red shoes #002 red shoes #003/片山真理
義足のアーティストのポートレイト。自分にとって手は足という表現。出自が五体満足の自分には共感できない超然とした解釈で。多くの人が2本の足で立つ一方で多方向にのびる手に自由を感じる。
Animale/ベルリンのマーケットで働くクマ/笹岡由梨子
アナログで作られた物体にタブレット端末を合体させていた。タブレット端末に映される手足目口からMONKEY MAJIKのAround The Worldを思い出す。自作の音楽が流れていてケーブルが電飾になっていた。アナログとデジタルが違和感なく融合していて、そういう生命体のよう。
聲のしないまど/ウチダリナ
同じものが入った100点のアイテムが並ぶ。日本語のテキストが中に入っていて、ものによって見え隠れしている。中国人労働者の聲がパッキングされるようだった。
Harness/前田春日美
自室やその周りの風景を一筆で描かれている。自分の目に見えているものを1つ1つを切り出して平面にして繋げるというのは自分にはない視点だった。