岩手に行ってみたかった理由はいくつかあって、ひとつめはやはり花巻という土地が宮沢賢治縁の地であるということ。大昔に読んだ小説でも文学部の女子大生たちが花巻温泉を訪れるくだりなどがあり文学散歩的なものが楽しそうだなぁとか、あと夏季限定週末限定で夜間ライトアップをしている施設もあるらしくそれがあまりにも良さそうなので行ってみたいなぁ、みたいなことをずっと思っていた。
でもうひとつは岩手が国内ホップの代表的な産地だから……というわけでもないかもしれないけれど結構規模の大きなビールフェスタを毎年開催しているから。私はビアフェスが大好きなのでいつかはそこにも行ってみたいね、と思っていました。これ、どちらも季節的には夏だしお祭りはたいてい週末なので、ビアフェスの開催に合わせて旅程を組めばわりと楽にまとめてクリアできる旅の目標ではあります。
ということで、行ってきました。岩手。念願の……なんですけどこの旅行が今年やっとちゃんと計画された理由は先導して引っ張ってくれた子がもうひとりいたからで、なのにその子はいざ旅行の直前に体調崩しちゃって同行できていないのでした。もともと3人旅行の計画だったんだけどだから今回は2人旅。ちなみに前回同じ3人で旅行の計画を立てたときは私が直前にダウンしてキャンセルしちゃったので、なんか、この3人では旅に出られないみたいな呪いがかかっているのかもしれません。そんなの嫌だ。3人旅行もいつか絶対リベンジしたいですね。それはそれとして岩手はめちゃくちゃ素敵な土地だった。楽しかったです。行けてよかった。ありがとう……。
大阪から岩手まで、というより東北各地に行こうと思えば、おそらくどこに行くにしろ空路が一番早くて楽です。しかし私はあまりにも飛行機に乗り慣れていない。できることなら飛行機を避けて旅行をしたい。たぶん上手な買い方ができればかなり安く取れる便も多いとは聞くんですけどそこも詳しくはわかんないので、正規の金額でチケットを手配するとやっぱり他の交通手段より圧倒的に高い、という気持ちがあります。なんなら高いのにフライト予定がちょっと天候に左右されすぎではない???という気持ちすらある。仕方ないことなんだけど……。
そんなわけで、というだけでもないんだけれど、今回行きは高速バスと新幹線を乗り継いで向かうルートを取りました。夜行バスで仙台まで出たあと、東北新幹線で新花巻まで。もともとは岩手までの夜行バスを探していたのですがさすがにちょっと遠すぎたのか直通の便はなく、仙台でわざわざバスを乗り換えるならもういっそ新幹線のほうが早いし楽なのでは?と思ってしまったのでちょっと変則的な取り方をしました。
ちなみに大阪ー仙台の夜行バス、乗車時間はなんとほぼほぼ12時間! 21時に出発し朝の9時に到着です。ちょっとぐらい早めに着くかと思ったら全然定刻だった。え、仙台ってそんなに遠かった!?て普通にびっくりしてしまった……し、さすがにかなり疲れました。寝れなかったね……。

これは、今回ただの経由地とはいえ仙台という土地が私は結構好きなので、ちょっとでも仙台の風を感じたいよな、と新幹線にに乗り込む前に買ったずんだと推し。そう!今回は旅のお供にぬいがいる!! 別に全然ぬい活のための旅行とかではなかったのですが、本当にたまたま旅行の直前に推しのぬいが発売される運びとなり、ちゃんと買えたのでせっかくだからと連れていきました。ただ連れて行って改めて気づいたけど私ぬい活向いてないかもしれない。ここがフォトスポット!みたいなとこでぬいを取り出すことにあんまり頭が回らない。のでぬいの写真は結局ほぼごはんの時しか取ってないのでした。こういうのも慣れ……なのでしょうか……。
あと今回、岩手での移動はほぼほぼ車でした。一緒に行く面子の中に東北の子がいて車で行くよーと言ってくれており、私はあんまり遠慮がないのでありがたく甘えさせていただいた。おかげで公共交通機関の旅ではちょっと行きづらいな、みたいなところとか、移動時間を加味してスケジュール組むのは大変すぎるから諦めないといけないかな、みたいなとこまで回れる旅程を組んでもらえて本当に助かりました、ありがとう……私は運転できないので本当に何もかも任せっきりで申し訳なかったんだけど、でも助かってしまったので本当にありがとうございました。

これは車から撮ったかな? まだ新幹線に乗ってる時かもしれない。岩手は空の面積が広いというか、景色が広い印象が強かったです。これ青森に行ったときも思った気がする。なんだろう、単純に高さのある建物が少ない、というのとも少しちがう気はするんですよね。関西にもでかい建物がぱっと見て見当たらないような田舎はまあそこここにあると思うけど、じゃあそういう土地と空気か似てるかといえば似ていなくて、空気の色合いそのものがやっぱりちょっと違う気はする。西の人間から見る仙台以北の風景は、やっぱりすこしだけ異国のような気がします。こういうのは思い込みかもしれないけれど。

新花巻の駅から最初の目的地は宮沢賢治記念館、車で30分弱とかだったかな、と思います。この辺りには、この宮沢賢治記念館、宮沢賢治イーハトーブ館、今回のメインの目的のひとつであるライトアップが開催されている宮沢賢治賢治童話村、など宮沢賢治関連の施設がわりとぎゅっとまとまっていて、各施設の間はおそらく一応歩いてもまわれるぐらいの距離感なのですが、新花巻の駅からだと多分バスとか使わないと難しいんじゃないかな。
記念館は一番かちっとした、たぶん学術的な資料館で、写真資料を中心に賢治の詩人としての側面、作家としての側面、研究者としての側面、宗教家としての側面、などを解説するような形式の施設でした。写真撮影もOK。一部資料のみ撮影禁止でしたが、撮影禁止の資料はどちらかというと賢治に直接関係しないものが多かったような気がする。直筆原稿とかその複写とかはだいたい大丈夫だったはずです。大丈夫だったはずなのに展示の写真あんまり撮っていなかったな。
愛用のチェロとか譜面台とかも置いていて、音楽にも明るい人だったというのはちゃんとは知らなかったのでびっくりしました。作詞作曲した曲があるとかでその詞とか楽譜とかも展示されていて、なんというか……何でもできる人は何でもできるんだなぁ……みたいな気持ちで眺めていた。おもしろかったです。絵も緻密でお上手で、多分きちんと清書したり丁寧に書かれている文書資料などに関しては文字もすごく綺麗。ただ字についてはそれが詩や童話の原稿となると読めるところと読めないところが混在しはじめ、家族や知人に向けた手紙類の文字はものすごく雑然としていて正直全然読めなくなる、こういうのも人間を感じておもしろいなぁと思う。あと行った時期は特別展示としてとっこべとら子という童話の(確か行ったときは複製の)原稿が全文展示されていたのですが、句点は一応原稿用紙の枠内に収まってるものが多いんだけど読点のほぼすべてが欄外に付け足しみたいに打たれてて、それもなんかちょっと印象的でおもしろかったな。たぶん最初にがーっと一気に文章書いてしまって、あとから調子を整えたり読みやすくするために読点を入れていくみたいな書き方なんだろうなと思って……それだけが理由ではないんですけど、展示を見ていると、なんというか、たぶんめちゃくちゃ頭のいい人だったんだろうなーみたいな気持ちになりました。字が汚いのも読点が抜けてるのも、思考のスピードに手が追いつかないタイプの人だったのかなみたいな印象になるし、とにかく頭がよすぎて人に見えないものが見えすぎていて、ちょっと普通の人には理解できないところにいた人なのかもなぁ、みたいな印象。今回実は近くにあったので高村光太郎の記念館にも行ってきたんだけど、高村光太郎も若干そんな印象だった。天才と呼ばれる人の天才たるゆえんの一端は、間違いなく頭の回転の速さにある、という気がする。これは本当にただの印象でしかないんだけど。

資料館の一角にちょっとした展望スペースがあって、これはそこから見える風景。雲は多いけど空は青くて1日目はお天気良くて、その分めちゃくちゃ暑かったです。

これは資料館の休憩スペース、というか喫茶コーナーかな? めちゃくちゃ素敵で思わず写真撮ってしまった。

お昼ごはんを食べたのは、この記念館に併設されている山猫軒という食事処兼おみやげ屋さん。このお店、新花巻の駅前にもあって、そちらはちらっと見た感じ少なくとも外観は観光地の駐車場前とかによくあるちょっと味気ない四角い建物という感じだったのですが、こちらのお店は外観もそれっぽくて、内装もかわいくて素敵だった。車だったから通らなかったんだけど、徒歩で行くと記念館までの道のりもかなり雰囲気あって素敵っぽかったです。傾斜えぐそうではあったけど。

店内には山猫軒の主もいた。テーブルの上のお皿、お料理の絵が描かれているのかと思ったら縛られた猟師2人だったのでさすがに笑ってしまったし、せっかくなので推しをピンチにしてみました。かわいい。いやピンチなんですけど……。

とはいえ推しを食べさせてしまうわけには行かないので救出してお昼ごはん。ほうとうセット。セットの焼きおにぎりが想像の1.5倍ぐらいのボリュームで届いてびっくりしちゃった。ほうとうはおつゆあっさりでおいしかったのですが、これまた入っているほうとうのひとつひとつがけっこう大きいしつるつるすべるので食べるの難しかったです。お箸とれんげ、どっちが正解だったのか今でもよくわかっていない。

目的地がおおむね山の中だったので、虫に注意の看板と、あと熊出没注意の看板はいたるところにありました。これは「お席の方に虫達がお邪魔する」という言い回しが優しくてかわいかったのでなんとなく撮っていた注意書き。蜂、イラストだとかわいいんだけどね……岩手でお見かけした虫たち、なんかみんな大きくて強そうだったなぁと思う。蜂かは分からないけれど有事のときはためらいなく相手を刺すぞ!という気合に満ちた腰のくびれを持っためちゃくちゃでかい虫を何度か見かけたし、あと蟻とかもめちゃくちゃでかかった。宿の露天風呂にはめちゃでかい蛾もいました。私もそこまで得意ではないけど苦手な人は大変かもしれません。ちなみに推しは虫苦手なはずなので、もしかしたら来れないかもしれない。

ごはんのあとは、地図上は記念館のすぐとなりぐらいにあるイーハトーブ館。この宮沢賢治近影でよく見かけるシルエット、花巻のいたるところで見かけた気がするしおみやげ屋さんでもめちゃくちゃよく見た。花巻のおみやげはおおむね猫とふくろうと宮沢賢治に大別されるのではないかと思います。私は猫のクッキーとか買いましたね。

イーハトーブ館は、直接宮沢賢治に関係した展示というよりは岩手在住の現代作家の作品の展示がメインなのかなと思います。建物も現代的で、周りに水の流れるおしゃれなスペースとかもあった。これはそのおしゃれなスペースに置かれていた木製のチェロのオブジェ。すてきだった。中で展示されていた木工作品のお人形がかわいくて、おみやげスペースで売ってたりもしたのでちょっとほしくなってしまったりもしていました。我慢した。賢治関連のおみやげもここはおしゃれで可愛い紙ものとか文具とか多くて素敵だったな、と思います。10年前の私なら無目的に大量のマステを買っていたことでしょう。いまは私もおとなになってしまったので使い道のないマステの購入にたいしては踏みとどまることができるのです。
で、イーハトーブ館と宮沢賢治記念館の間には、賢治がデザインした日時計花壇、南斜花壇という2つの花壇を再現して配置しているポランの広場という場所があります。ここ、広場というよりはむしろ遊歩道という印象だった。花壇以外にも有名な童話をモチーフにしたタイルアートとかもありました。

これは日時計花壇の方、実際に日時計としても機能するのかな? 行ったのは14時頃で、近づいてみてみたら確かに文字盤のⅱの部分に影が落ちている気もしたのですが、このタイミングではそこまでくっきり空が晴れていたわけではないのもあり「これが……影かな……?」ぐらいのぼんやりした感じでした。

で、こっちが南斜花壇。ちょっと斜面の角度が分かるような写真を撮れなかったのですがここの傾斜やばかったです。体感45度って感じ。き写り込んでいる黄色い看板の注意文も簡潔&直球の「すべります」で、雨とか降ったらやばそうだし日々のお手入れも大変そう。なぜこんな斜面に……てなってしまうけど、そもそも記念館方面に上る道が来るまでもわかるくらい結構な傾斜の道で、なんというか、山の中なんだなぁとしみじみしてしまったのでした。
童話村もこの2館の近くの施設なのですが、今回は見たかったのがライトアップなので暗くなってから行きたいね、ということでこのあとは一旦花巻駅の方に向かい、宮沢賢治の詩碑を見てきました。詩碑、中は見学できないけれど生家、あと宮沢賢治が耕していた畑だとか、そういう感じの縁の地は、おおむね新花巻ではなく花巻駅寄りにある感じでした。

詩碑は一番駅から遠いかな? 漠然と、道端にぽつんとある感じのイメージだったのですが、いざ向かってみれば近くに詩碑見学者専用の駐車場があり(ちなみにそこから詩碑までまあまあ距離はある、歩いて5分ぐらいかな?)周辺はちょっとした展望スポットになっていたり、とすごい広い空間だった。詩碑の置かれている場所は、羅須地人協会、という地元の人向けの勉強会みたいなのの会場跡地らしく、この展望スポットはかつて賢治が手入れしていた畑の跡地を眺められるようになっています。

「下の畑に居ります」の伝言の複製(?)も飾っていたり、当時ここにあった羅須地人協会の建物の間取りとかの説明スペースもちょっとだけあった。静かなところでしたが週末ということでぽつぽつと人はいたかな? 駐車場が着いたとき一瞬だけいっぱいで停められないかも、となっていたのですが、あの駐車場なんとなく詩碑に行きたい人以外も使っているんじゃないか疑惑がある。
ちなみに詩碑のすぐ隣ぐらいには桜地人館という小さい資料館もあって、こちらは賢治に限らず花巻に縁のある詩人、画家、小説家などの作品と来歴を展示している建物だったんですけど、中で詩碑の除幕式の映像が見れました。10分ちょっとのモノクロ映像で、古いビデオだから画像も粗いんですけど、おそらく地元の名士みたいな人たちがたくさん集まっている……のだと思う。ご家族も映っている。宮沢賢治の死後の映像に両親とかが映っていると、親がご存命のうちに亡くなられたのだ、と改めて早逝だったことを実感してしまい複雑な気持ちにはなりますね。

そこから移動してイギリス海岸へ。詩碑の近くの展望スポットでも、この向こうがイギリス海岸です、みたいに書かれていて、たぶんそんなに遠くないというか、頑張って歩けば歩ける範囲なのかな? 車置いていくわけにもいかないしめちゃ暑い日だったしで車で向かったのですが、それらしい場所になかなかたどり着けず難しかったです。ナビを頼りに最初に着いたのがイギリス海岸公園みたいなとこだったんだけど、そこからザ・イギリス海岸みたいな川べりに出れるわけではないらしく、その後もう一度探して走ってたどり着いたという感じ。この解説パネルはイギリス海岸公園の方の駐車場にあったものなのですが、帽子と外套かけられてるのがかわいくてなんとなく撮ってしまったやつです。同じデザインの案内パネル、他のところにもちょいちょいあった気がしますが、たぶんそのときはただただかわいくていいなぁと思いながら見ていたんじゃないかな。

この道なりに進んだらイギリス海岸にたどり着くと思うじゃないですか。着かないんですよねこれがまた。川は一応見えるのですが、散策できる感じではないのでした。

こっちが仕切り直してたどり着いた方のイギリス海岸。とはいえそもそもこのあたりの川は今は治水が安定していて賢治が見ていた頃とはかなり景観が変わっているらしく、確かにいざたどり着いてみてもイギリスらしさは特にないのですが、私は単純に水辺の風景が好きなので川沿いにずっと遊歩道みたいなのが整備されている感じがめちゃ良かったです。この辺り先週雨が多かったらしく、おそらく普段よりさらに増水してたみたいです。ちょっと濁流。
ところで川沿いに生えていた木にまだ青い栗の実がたくさんなってて、それとは別に見たことない青い小さい実がたくさんなっている木も多くて、見たことない実だったからこれなんだろうねみたいな話をちょっとしていたんですけど、このあと童話村に行ったときにもしかしてあれがやまなしだったのかな?と思い至りました。大きさはびわぐらいだったんだけどびわの季節はさすがに終わってるし、なのに青いし、なんだろうなと思っていた。写真も撮ってなかったので今となっては確かめるすべもなく、予習不足が露呈しています。でもイギリス海岸ちょっと調べてたけど川沿いの木にやまなしがなっていますとか特に書かれてるとこなかったと思うけど……違うのかな……それともただただ岩手においてはわざわざ書くほどでもない一般的な木ということなんでしょうか……。
宿は花巻温泉郷の方に取りました。このあとは早めにチェックインしてちょっとだけゆっくりして、ちょっと早めに夕食を食べて、暗くなってからからもう一度今度は童話村の方に向かうぞ、というスケジュールです。この宿もおもしろい施設だった。食事付きで予約できる旅館部の他に、素泊まり限定の自炊部という建物があって、そっちには売店とか食堂も併設されていて、なんなら日帰り入浴もできる。温泉は両方の施設にそれぞれいくつかあって、館内でつながっているので旅館の方に泊まっているお客さんは自炊部の温泉にも入れますよ、というシステムでした。逆に自炊部に泊まっている人が旅館部のお風呂に入る、はできないんですけど、一番のウリらしいでかい露天風呂は自炊部の方の施設で、もともとは自炊部のほうが湯治場として昔からあった施設なのかなぁという感じ。
この一番でかい露天風呂、混浴なのですが一応女性専用になる時間も決められていて、だからよかったらご利用くださいね、とチェックインの時におすすめもされていて、ただその女性専用タイムがちょうど出かけているはずのタイミングなので無理だなぁと思っていたのです。写真で見る限り露天風呂としての眺めは一番良さそうだからワンチャン入りたかったかもな、とこの時点では思っていた……のですが……。

女性専用タイムあっても外から丸見えやん!!!!!
この宿、今は宿泊施設としては使われていない建物を展示棟として利用していて、私たちが行ったときにはジブリの展示をしていました。私は古い建物大好きだしジブリだし、せっかくだから、とその展示も翌朝見に行ったのですが、その道行きでぜんぜんばっちり外から露天風呂が見えるので本当にびっくりしてしまった。帰りに通ったときはたまたま誰もいないタイミングだったので写真撮れた(いやよく考えたら撮ってよかったのかな……でも撮影禁止とかは書いてなかったしな……)のですが、行きは全然朝風呂を楽しむおじさまがたが数人くつろいでいて、いやいやいや!?!?!?てめちゃくちゃ焦りました。距離があるから言うてそんな見えはしないと思うし(私の目が悪い、もあるかもしれないのでここはなんとも言えない)女性専用タイムは展示の時間も終わってるからこっちの方には基本人気もないんだろうけど、たぶん男性でも嫌な人は嫌だし無理な人は無理、というレベルの解放感なんじゃないかなこれ……なにかとおおらかだった時代の名残、という感じがする。もちろんめちゃくちゃ眺めはいいだろうし気持ちよさそうですが……私はまあ、ちょっと……ご遠慮したい……。
ということで結局こちらの混浴風呂には入っていません。他のお風呂を利用させていただいた。それでも「さっきあっちのお風呂行ったから今度はどのお風呂に行こう」みたいな楽しみ方はできるので、そこもちょっとおもしろかったですね。温泉には結局3回入りました。自炊部の方の施設もちらっと見えたんだけど、長屋みたいに連なった部屋で利用者が好きにお布団敷いたりごろごろしてて、あっちに泊まって特に観光とかもせずに食べて飲んで寝てお風呂入って、みたいな過ごし方をするのも贅沢で楽しそう。1回ぐらいはそういう旅もしてみたい気がします。やるならさすがに交通費かからない近場かな?

3人で泊まる予定だったのでちょっと広めのいいお部屋を取っていました。広縁の雰囲気がめちゃくちゃ良くて嬉しかったので、隙あらばという感じで座っていた。ちゃんとした旅館に泊まる機会が少ないので、たまに泊まるとせっかくだし……と無意味にここに座りたくなりがちです。貧乏性なのかもしれません。ちなみに渓流の見えるお部屋という触れ込みでしたが、こちらも雨で増水してたっぽくて結構な濁流でした。

ぬいたちも座らせる。いちおう3人とも連れてきてはいたのですが、やはりぬいはちょっとかさばってしまうので持ち歩いていたのはオレンジの子だけだったし、結局移動中とかはほとんど取り出して写真撮ってはできなかったのでした。黄色い子の表情まじで好き。かわいすぎるし楽しそうすぎる……。

外あまりにも暑くてたぶんふたりとも汗だくだったので、チェックインしてちょっと休んだ後にとりあえず温泉に向かって、そこからの早めの夕食。これはおそらくメインのひとつであろうとても良いお肉。前沢牛の朴葉包み焼き、だったかな。高い肉だけが持っている、なんというかこう、暴力的な味がしました。本当にうまみと脂のかたまりだった。今回は行かなかったんだけど、前沢市のあたりには牛の博物館もあって、たぶん前沢市の酪農とか農耕の歴史を学べる感じの博物館なんだと思うんだけどそこもちょっと面白そうではあったんですよね。あと鬼の博物館みたいなのもあったらしくてそこもちょっと気になってました。そういう博物館を巡る旅も楽しそうではある。
1日目はこのあと再び出かけて童話村に行ってきたんですけど、たぶんしずかなインターネット、1日にあげられる写真の数に制限があるっぽくて全然書き進められない!ということで旅行記1日目は一旦ここまでで、童話村に関しては次にまとめて書こうと思います。2日目はほぼビール飲んでたはずなので分量的にもそれでちょうどいい……んじゃないかなぁ。