去年の冬ぐらいに、容量180mlぐらいのちいさいコーヒーボトルを買って、それを1年ほぼずっと職場に持っていっていました。サイズ感がちょうどよく、量もまあまあほどよくて、あと見た目が気に入っていたのですが、1年使ってちょっと不便だなぁと思うところがいくつか生まれていて、この間とうとう新しいものを買ってしまった。
不便だった点、主に3点です。
◯蓋のゴムパッキンが2箇所についているのですが、それが結構外しにくくてつけにくい。洗うときにそこそこストレス。
◯そもそも蓋が、注ぎ口と飲み口の2つに分かれているので、飲みたくて蓋を開けようとしたら注ぎ口の方から回っちゃうことが結構多くてこれもプチストレス。
◯容量がすくないので冷めやすい。お昼休憩にドリップバッグのコーヒーを淹れ直していたのですが、蓋の隙間に入り込んだ水分が締めた時にゆっくり垂れてくるみたいな水漏れの仕方をして(伝わるのかなこの書き方……なんか、内蓋みたいなのきちんと乾かさないと蓋締めた時に残った水分がゆっくりにじみ出てくる感じなんですけど、昼休憩の給湯室でそんな事なかなか出来ないので……)これはかなりのストレス。
もともと最初のコーヒーボトルを買う段階でどちらにしようと迷っていた商品があって、そちらは容量420mlぐらいなんです。ちょっとでかすぎるかもしれないし、ドリップバッグで淹れるコーヒーなら2杯分ぐらい入ってしまう。朝2杯分淹れていくならお昼に淹れ直したほうがさすがにおいしいだろうしな、というのでやめたのですが、今主に使ってるのがカプセル式のコーヒーメーカーなのでそもそも昼に淹れ直しとかできないし(ドリップバッグも置いてはいるんですけど、上記の通りどのみちちょっと面倒という気持ちは大きめだった)朝まとめて作って持っていってしまう方がいいかなぁ、と思って買った。見た目もわりとシンプルで好き。お値段は倍ぐらいしました。で、こちらの良いところ。
◯蓋パーツ2個、パッキン2箇所は変わらないけど付け外しも洗うのもめちゃくちゃ楽! 飲み口が広くて中が見えやすいので本体も洗うの楽でよい。
◯飲み口が広いので飲んでる時にも中身の残量がわかる。あといい香りがする(コーヒーの)しあったかい。
◯ネジ蓋になってる部分は一箇所なので事故で意図しないところが開く、はあんまり発生しなさそう。それが発生する時はもうパッキン劣化して液漏れするときという気もする。
◯保温性もだいぶあがった気がする。さすがに昼にはぬるくなってるけど………。
◯単純に午前中無限にコーヒー飲めてうれしい。前のはもともと容量少ない上にどれぐらい残ってるかも見えなかったのでかなりちびちび飲んでしまっていたのですが、けっこうぐいぐい飲んでも昼まで持ちます。
ただ結構でかいデメリットもひとつあり、
◯ドリップポットにセットできない。
前に使ってたコーヒーボトルが本当に高さ的にジャストサイズだったんですよね。それがジャストサイズで新しくほしいやつはそれよりでかい、という時点でそんなことには買う前に気付くべきだったのですが、私は愚かなので完璧に失念していた。とはいえ別のカップに注いで移し替えて……てしてたらぜったい温度下がるからそれは嫌で(アイスコーヒーならいいんだけど……)結局今は、ドリップポットの受け皿を外してボトルを斜めに突っ込んで無理やり注いでいますが、たぶんこれそのうち悲しい事故が起こるなぁと今から予感しています。こわい。
あと、毎朝カプセル2個分ずつ淹れることになるので単純にカプセルの消費量が増える、カフェインの摂取量は減らしていきたいはずなのにこれだとむしろ増えそうなのが心配かな、というところ。たぶんこのボトルだとがんばったら3杯分入るし、満水にしてる方が保温力も持つはずなのでそっちの方がいい気もするのですが、職場に持ってくのとは別に朝一杯コーヒー淹れて飲んでたりもするからさすがにそれは飲みすぎなんだよなってなっちゃってできない。
サイズ感的なかわいさが失われてしまったのも悲しくはあります。せめてあとひとまわりちいさいぐらいのサイズ感が実用面で見ても私にはジャストだったと思うんだけど、このコーヒーボトル、カラーバリエーションはあってもサイズ展開はしてなくて、このワンサイズしかなかったんですよね。機能的には圧倒的に満足度高いので、これと同じつくりで前使ってたサイズ感のやつがあれば私的には完璧なんだけど、世の中そううまくはいきません。とりあえずこれも1年は使い続けながら理想のコーヒーボトルを探す旅をはじめようかな……さすがに3本目を買うのは買いすぎでしょうか……。