おもしろくてずっとやっていたら土日が気づけば溶けていたので恐ろしいゲームです。恐ろしいし難しい、だけどめちゃくちゃおもしろい。いやーすごいな、続編これより評判いいの……? みたいな気持ちにもなるんですけど。大丈夫かな? これ私の中で期待値上がりすぎない……? とりあえず一旦エンディングまではプレイして、今は別ルートとエンディング分岐の回収をしているのですが、なんかこう……すごいなぁと思っている。たいして長くもない、ネタバレがあるようなないようなみたいな文章ですがいちおうワンクッションは挟もうかなというところなので、未プレイのかたはお気をつけください。
ところでこれ、もともと韓国のゲームのはずなので警察組織の仕組みとか法律とか条文とかも厳密には日本のものとは違うのかな、みたいなことが今気になってるんですけどどうなんだろう。めちゃくちゃ丁寧にローカライズしてるんでしょうか……?
どんな選択を取っても、起きる事件の大きな流れは自体は変わらない。ゲームの序盤で主人公は、自分が作る書類には量刑を左右するような大きな力はないのだから気楽に作って提出すればいいのです、みたいなことを言われるのですが、その言葉の意味がだんだん別の意味合いで重たくなってくるなぁという印象です、今。台詞の表示されない主人公には、プレイヤーとは別人格として強い意志や信念を持っているのかなぁと最初は思っていたのですが、やっぱりプレイヤー自身の正義感や倫理観をためされているのかもしれない、みたいに思えてきましたし、なんなら全ルートを回収したところで納得できる正義を貫けるような道筋はない気もしている。ゲームとしてもふつうに難しいんだけど扱うテーマも難しいんだよな。感想を語ることが難しいタイプの作品かもしれない。
序盤のね、特殊窃盗のご老人をなんとかできるルートとか、ないものかなぁと思ってたんだけどチャート的にもあんまり可能性がなさそうなんだよな……。あと起訴のルートはありそうなのに方法がわかんなくて詰んでるところもあって、攻略見たいような自力で頑張りたいような……という気持ちになっています、いま。最近は手元にスマホがあると詰まったらすぐ攻略見れるという誘惑が逆に怖いなぁと思う。もうちょっと自力で頑張りたい……。