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今が季節の変わり目

satsuki
·
公開:2026/8/4

これは2年前のいまごろのブルスカのつぶやき。たぶん大阪城野外音楽堂で好きなバンドのライブがあった日なんですけど、8月もはじまったばかりのタイミングで秋の気配を捉えようとしていてちょっと俳句の才能がある。嘘ですすみません。でもあんなに馬鹿みたいに暑かった2年前の夏でも、ちゃんと8月になると秋の気配というのは漂いだしていたんだなぁみたいなことを思ってちょっと感心していました。自然ってすごいな。

俳句をはじめてから3ヶ月ほど経ちます。俳句の世界においてはちょうど春と夏の間、のような季節に作りはじめて、ちょうど季節をひとつ分、季語を意識したりしなかったり、五七五をこねくり回したり回さなかったりしながら過ごしていたことになるし、それをけっこう楽しんでいたという自覚もある。続くかなーと思っていたけど今のところ続いていますね。ここにも毎月あげていますが、そのたびに俳句教えてくれたともだちがめっちゃ褒めてくれるのでそれでモチベーションが保てている、というのもあるかもしれない。これどうなんだろうって聞いたこととかもすごくやさしく教えてくれる。ありがたすぎる……。

そしてそういうタイミングで、その子の先生?師匠? 参加している句会の主宰のかたがメール句会もやっているのでよかったら一緒にご参加どうですか?というお誘いをいただき、メール句会なるものにはじめて参加することになりました。できるだけ淡々と書こうとしつつも実は今私はとてつもなく緊張している。おおむね今週中ぐらいにその句会に提出する句を作らなくてはならないらしいです。え、できるのか? いやそりゃあただ作るだけなら……たぶんできるとは思うけど……。

提出句は、当季雑詠という「その季節の季語を詠み込んでさえいれば他に特にルールはないですよ」という条件で、季語は、時期的に晩夏でも初秋でも大丈夫、とのことでした。それを見て、そういえば俳句をはじめたばっかりの頃、句会には席題というものが存在するよ(その場で出されるお題に基づいてその場で何句か作らなくてはならないのが席題です、こわい)という話から、席題で詠む練習みたいなことをしていただいた時にも「今は半端な季節なので季語は春でも夏でも大丈夫です!」みたいに言ってもらったなぁみたいなことを思い出したのですが、4月末から5月にかけてを「季節の変わり目」と呼ぶことにはあまり抵抗がないのに、8月を「季節の変わり目」と呼ぶのは不思議とちょっと生活実感からずれる。まだまだ真夏!という感じがしてしまう。

あと、7月になんとなく夏の季語はこれで使い納めだ!という気持ちで使いたい夏の季語を調べたりもしていたのですが、たぶん実際には8月も上旬は夏の季語でいいんだよな、と8月に入ってから気づきました。厳密に言うなら晩夏はお盆が終わって残暑見舞いを出す頃までで、初秋はそこからなのかなぁと思ったのですが、旧暦で考えても8/7であるところの七夕は秋の季語になっていたりもして、あれ?と思って調べたら立秋は8/7なんですよね……8/15じゃないんだ……なんで私はお盆を立秋だと思い込んでいたんだ……?

本当は、夏のうちにメールではない句会に参加を申し込んでみようかな、という気持ちもあったのです。しかし、今年は若干去年までよりマシか?と思える日が多い気がするもののそれでもやはり夏は暑すぎ、まったく面識のない人に自分からコンタクトを取るという行為のハードルは人見知りの私にとっては大変高く、あとふつうになかなか日程が合わない(句会、平日が多くて……)というので後ろ倒しにし続けている。そんな状況だったのでメール句会のお誘いは本当にありがたかったのでした(でもこれもご連絡するのにまあまあ気合を入れねばならなかったのですが……知らない人に連絡をとるってむずかしすぎる……)


短歌が好きで歌集をめちゃくちゃ買っていた時期があり、当然その頃は自分でも短歌を作ってみたい!などと思って入門書みたいなものも読んだりしていたのですが、結局ぜんぜん作れなかったので、そもそも短詩、定型詩という形式に自分は向いていないんだろうなぁみたいに考えていた時代が長いです。だから、おともだちが俳句をやっている、と聞いたときも、最初は、すごいなぁと思いつつも私もやってみたいなぁとはまったく思っていなかった。

いざはじめてみて、あんがい作れる(これは、上手いか否かは別として、とりあえず何かを思いついてかたちにするところまではできるという意味です)ことに正直びっくりしていたのですが、たぶん短すぎて自分の感情とか思ってることとかを入れ込む余地がほとんどないのが、今特にめちゃくちゃ表現したい何かがあるわけではない人間にはむしろちょうどいいのかもしれない、という理解をしています。これ、前も似たようなことを書いた気がするし、俳句を真剣に自分の表現の場として切磋琢磨しているひとたちにたいしてすごく失礼な物言いになるかもしれないと思うので、なるべく慎重に言葉を選ばなければならない部分なのですが……何かを作りたいけれど、自分が作りたいものが何かはわからない、みたいな人には、定型とか季語とかの決まり事が多く、使える字数も極端に少ない、俳句というフォーマットの窮屈さが逆にちょうどいいんじゃないかなと思う。いや、むずかしいんだけどねルール。むずかしくはあるのですが、個人的には、それもまたおもしろいところなのかなぁとは思えるのでした。なので、おともだちには本当に誘ってくれてありがとうございますの気持ちです。句会も……がんばります……こわいが……いやそんなこわいものでもないのかもしれないが……。