大人の遠足、高知編1

satsuki
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高知に行こう、という話をおさななじみとはじめたのがいつ頃だったかは実はよく覚えていません。今年のはじめか去年の終わりなのかな? 高知で食べる鰹は本当においしいよ、本場で食べてみたいんだよね、じゃあ食べに行こうよ、鰹を食べに行くなら鰹の旬の季節だよね、という感じの流れで、最初は5〜6月の初鰹の季節に行く予定だったんですけど諸々あって5月は断念し(というか動き出しが遅かった、油断してたので高知のホテル気づいたら埋まってて……反省しています)じゃあ秋ね!と仕切り直した結果、今回無事決行できたのでした。そんなわけで秋の遠足、ふたつめの行先は高知です。


四国には新幹線が通っていません。空路もあるんだけど陸路だと岡山で特急に乗り換えて向かうことになります。岡山からでも2時間半、高知にたどり着くのはもう昼下がりなので、めちゃくちゃ久しぶりに駅弁を車内で食べるなどをしましたね。最近はなかなか機会のない列車旅の醍醐味。

せとうち日和、という瀬戸内の名物を集めたお弁当でした。たこ飯おいしかった。瀬戸内の観光は一切していないのですが特急の車内から瀬戸内海を見てきたのでね

せとうち日和、という瀬戸内の名物を集めたお弁当。たこ飯おいしかったな。瀬戸内の観光は一切していないのですが特急の車内から瀬戸内海を見てきたのでそれで許してほしいと思います。

今回、主目的が「鰹を食べよう」だったので、おさななじみである同行者からは観光に関しては行きたいところあったら提案して!と言われていて、私も鰹!という気持ちだったので高知の観光地に関してはあんまりぴんときておらず、ド定番だけどやっぱり桂浜からの桂浜水族館とかかなぁ、と最初は思っていたんですけど、調べてみたら高知には鍾乳洞がある。龍河洞という、日本三大鍾乳洞のひとつにも数えられる有名な鍾乳洞で、高知駅からのアクセスもそこまでむずかしくはなさそう。行ってみたいんだけど……と提案したらいいじゃん、みたいに言ってもらえて、なので1日目に龍河洞、2日目は適当に高知城を見たりひろめ市場でおいしいものを食べましょう、という感じの旅程でした。

往復の移動だけで6時間ぐらいかかる&高知内での移動も公共交通機関だよりだとかなり制限される、ということで、がっつり観光目的だと1泊はけっこう時間が足りなさそう。というかそもそもいける範囲が限られてるかなぁということは行く前から思っていて、実際行ってみると観光自体にはすごく力を入れてる感じがあったのでそれがなおさらちょっともったいないぐらいに感じてしまいました。高知、一応幼い頃に行ったことはあるはずなんですが記憶には残ってなくて、もはやほぼはじめてだったんですけど改めて広いですね。駅前の観光案内所がすごく広くてきれいで充実していて、あそこにいるだけで行きたい場所が増えていくぐらいのところだったんだけど、じゃあ今日はここ行こう!でさくっと行ける広さではなさそうで……車持ってるとまた事情は違うのかな? 私は車を運転できないので、すごく行きたいなぁと思った場所があるんですけどかーなーり、アクセスの難易度が高そうだった。免許、取るか……? いまさら……?


そんなわけで今日は1日目の話をします。

当日の大阪は、出る時点では大変天気が良かったのですが昼以降雨、高知もほぼ1日雨が降ったり止んだりの天気予報でした。新神戸あたりからあきらかに天候が崩れてきて、旅行では天気には恵まれる方だというつもりでいたのですがさすがにこれは晴れ女も返上かな、という気持ちで岡山で乗り換えます。岡山、というか倉敷が好きで頻繁に行ってた時期があるので、あんなに雨降ってる岡山ははじめて見たかもしれなくてちょっと新鮮だった。当たり前なんだけど晴れの国にも雨は降りますね。

岡山から高知までを繋ぐ特急南風は特に観光列車というわけではないのですが、先述したように途中瀬戸内海を渡りますし、四国に入ってからは緑豊かな山間部を抜け、途中ずっと吉野川と併走するように路線が敷かれている区間もあって、景観はとても良かったと思います。トンネルも多かったけど。岡山ではけっこうな勢いで降っていた雨は、たしか琴平を過ぎたあたりから止んできていて、以降の車中からの眺めはずっと、薄曇りではあるが空は明るいぐらいの雰囲気でした。絶景ポイントの大歩危とか完全に晴れだったと言っても過言ではない。大歩危は車内から眺めているだけでも本当に景色が良くて、ちょうど駅弁を食べはじめていたタイミングだったのもありすごいねぇ、などと言いながらずっと窓の外を眺めていたので、まだぜんぜん目的地にはたどり着いていないのにこの時点で既に観光ポイントひとつクリアしたぐらいの気持ちになりました。ちなみにごはんを食べていたので写真などは撮れていません。

瀬戸内海の写真はぎりぎり撮っていた。海が好きなので……。


たどり着いた高知の第一印象は「アンパンマン!!!」でした。すごい、駅に、めちゃくちゃアンパンマンが……! やなせたかしの出身地であることと、アンパンマンミュージアムがあることはうっすら知っていたのですけど、本当に街のいたるところにアンパンマンがある。これは……お子様大歓喜の街では……。

駅を降りた瞬間これです。すごい。

ぜんぜん関係ないのですが、日本各地にあるアンパンマンミュージアムは基本的にアンパンマンこどもミュージアムという施設名だった(調べた)のですが、高知のアンパンマンミュージアムはあくまでやなせたかし記念館であり、アンパンマンミュージアム&詩とメルヘン絵本館、となっていて、アンパンマンだけではないやなせたかしの仕事や作品を総括して扱っているのかなという印象を(行ってないけど)受けました。もちろんお子様大歓喜なんだろうけどそういう意味では大人が行っても楽しいのかもしれませんね。いえ、今回は行かなかったんですが……。

ホテルが高知駅のすぐ近くだったのでとりあえず荷物を預け、龍河洞までは先程乗ってきた土讃線で土佐山田まで引き返してから路線バスです。電車の時間まですこし時間があるので、と駅前の観光案内所に立ち寄ったのですが、ここも先述したとおり、すごくきれいで充実した施設で良かった。ちなみにこの時点でも雨は降っていませんでした。龍河洞着いた時点でも降ってなくて、鍾乳洞抜けてもう一度外出たぐらいのタイミングからぽつぽつ降りはじめたかな? 帰りの電車の中ではけっこう降ってた気もするのですが、高知駅まで戻ってきたらまた小雨になっていて、結局この日、傘をさしていたタイミングはほとんどなかったです。晴れ女の面目躍如かもしれない。

観光案内所のなかに、土佐名所立体図会、という各地の名産とか名所とかを(妙にかわいい)ジオラマで表現した案内図があってすごく良かったのですが、そのなかで炙られてる鰹があまりにも可愛くて写真を撮ってしまいました、というやつ。他にもかわいいのたくさんあった。


高知の駅でびっくりしたことふたつめのはなしをしますが、高知、というか四国のほぼ全域のJRでは交通系ICカードが使えない!らしいです。ICカードに慣れきってしまって随分経つため切符を買う、という行為が本当に久々で(しかも時間的に特急じゃないとめちゃくちゃ待ち時間が伸びるので特急を買わなければならなかった)ひとしきり自動券売機の前であたふたしたりもしたのですが(このIC非対応、たぶん本当に不慣れな人が外国人観光客含めて多そうで、改札周りで戸惑ってる人は多かった気がします。関係あるかわかんないけど岡山の乗り換え改札もめちゃくちゃ混んでたし私も帰りは通す切符を間違えたりして、地方の公共交通機関はややこしいことが多いのですが高知は本当にかなり難しかった……)

龍河洞に向かうバスは、たぶんある程度特急電車に接続するような時刻表を組まれているんだと思います。いちおう10分ぐらい待ったかな? アンパンマンミュージアムに向かうバスが出ているのも土佐山田からなので、そちらに向かう人たちを含めてまあまあ人はいた感じ。あとなんか刃物まつりみたいなお祭りがあったらしく、会場への送迎バスみたいなものも出ていて結構な人が乗っていました。ご自宅の包丁とかを研いでくれたりもするお祭りだったっぽくて、バスから会場見えたのですけどこれもなかなか賑わっていましたね。高知に刃物のイメージはあまりなかったのですが、土佐刃物、というのは結構名産みたい。翌日行った日曜市でも刃物を扱うところは結構あったし、龍河洞のお土産屋さんもだいたい刃物を売っていた。砥石とかも売ってた。ちらっと見えただけでもいろんな種類があってなんだかおもしろかったです。

ちなみにバスでもICカードは使えませんでした。なんかIC読み込みのところはあったのでこれは使える?使えない?と似たような観光客っぽい人たちが探り探りで乗り込んでいくのがおもしろかった。地元でだけ使える専用のカードがあるのかもしれません。

今回、龍河洞に限らずあちこちに季節はハロウィン、という装飾があったのですが、顔はめパネルまで季節ごとに作ってるんだとしたらすごいなぁという気持ちになってしまった。かわいい。全然関係ないけど顔はめパネルって口に出そうとすると毎回噛む。なんなら今文字で打とうとしても間違えました。高知、かなりあちこちに顔はめパネルがあってあんなところにも顔はめパネルが!みたいなことを何度か言っていたんですが、毎回言えてなくて自分でもおかしくなっていた。私だけがおもしろかった可能性もあるな。顔はめパネル、なんか好きです。あれにうきうきで顔はめられるくらいの浮かれ具合が旅行には必要だと思っているので(私は撮らないのですが)

洞窟の中の滝と外の滝。

龍河洞には観光コースと冒険コースがあって、冒険コースのほうが本格的で準備も必要。今回は全長1km程度の観光コースをのんびりあるきました。所要時間は40分から1時間ぐらいと言われており、私たちは結局1時間ぐらいゆっくり見てたかな。鍾乳洞のなかはしんとしてひんやりとして気持ちよかったのですが、一方でところどころに地震が来た場合の対処方法みたいな看板や、緊急連絡用の装置などがあり、私はもし今ここで何か起きたらもうほとんど死ぬんだろうな、という気持ちと戦いながら進んでいた。

洞窟は好きなんだけど、暗いところとか狭いところはたぶんちょっと苦手でもあります。なんか、ちょっと苦手とか怖いとか足がすくむとかわかっててもでも行きたい、てなるのは結構厄介な人間なのかもしれないですね。詳しくは2日目の記録として書きますが、展望台とか天守閣とかの見晴らしの良い高所もすごく好きだけど苦手だからいざそこに立つと一瞬足がすくむ。なんなら海も好きだけど怖い。なんだろうな、大袈裟な言い方をすると命の危険と隣り合わせの場所でしか味わえない絶景に心惹かれるのかもしれない。絶景なんてすくなからず安全圏をはみ出さなければ目にできない場所にしか存在しないという気もしますし……怖いのは怖いんだけどけどきれいなものとかすごいものは見たいんだよな……。

ともあれ、私はそんな感じで足を踏み外したら死ぬなとかうっかり落ちたら死ぬなみたいなことも頻繁に考えていたのですが(順路に沿ってきちんと歩いている限り、観光コースにそこまで危険!みたいな場所はありません、念のため)それでもところどころに一生ここでこれを見ていたいみたいな綺麗な場所があって、時間が許すならずっと眺めていたかったな。写真を貼った滝のところとか本当に綺麗でした。

鍾乳洞のすべてがそうなのかはわかりませんが、入り口近くは比較的普通の洞窟(普通の洞窟?)っぽい雰囲気なのが、奥に進めば進むほど、どんどんいかにも鍾乳洞めいたというか、複雑で奇妙な造形の岩が増えていく。ライトアップもあちこちでされているのですがその色合いが赤と緑でまた不気味で、これは通じる相手がかなり限られるオタク的形容詞であるとは思いつつも「クトゥルフみがある……」て思ってしまったしともだちにも伝えてしまった。「言いたいことは分からんでもない」というお返事でした。汲んでくれてありがとう……。山中とか海辺にある奇岩とかも私はすごく好きなのですが、人間の想像力からはどうあがいても出てこなさそうな、かつ自然にこうなるのは理屈を説明されてもちょっと意味がわからないみたいな形の巨大ななにかに触れると、それはもう異界の者の手慰み以外の何にも見えない、みたいな気持ちにはなります。

この辺が印象としてはめちゃくちゃクトゥルフ。いうて私もクトゥルフ神話に対する解像度は低いので異論はみとめます。

ちなみにこの龍河洞、弥生時代に人間が生活拠点として使っていた場所らしく、「神の壺」と名付けられている、弥生土器がそのまま鍾乳石の中に取り込まれてしまった状態で残されている場所がある。考古学的にもかなり珍しくて貴重なものだということでした。なるほど古代の人類は洞窟で生活していたんだなぁと思うと同時に、自分たちが暮らしている住処を奥深く進んでいくとあんな訳の分からない造形の岩肌が続いていくのは怖くないか? という気持ちにもなる。異界に続く入口のすぐ隣で暮らしている、みたいな落ち着かなさ。古代の人の自然に対する感覚もまあ今とは違うでしょうしそもそも異界なんて概念も今の人間にとってのもだろうから、現代人の勝手な感覚でしょうけどね、これは。

鍾乳洞を出ると入り口に戻るまでのルートは植物園のように整備されていました。鍾乳洞というのは基本的に石灰質の土壌で形成されていく地形なので、周辺も石灰質の土壌を好む植物が中心のすこし変わった植生になる、のかな? 雨は降っていたのですが、順路には簡易的な屋根が張られていてほとんど濡れずに下までは降りられるようになっていました。

ただ、これはうろ覚えなのですが、鍾乳洞の入り口でたしか「出口までにおよそビルの20階程度までの高さを登ることになりますー」みたいなことを言われたような気がしていて、本当にビル20階分だったかはわかりませんが、それでも出口からまた入り口の方に戻っていくのにめちゃくちゃ階段を下った。長い道のりに飽きてしまわないための植物園コーナーなのかもしれません……一応途中に博物館みたいな施設もあって、こぢんまりした建物とはいえ龍河洞の歴史とか、鍾乳洞のできていくメカニズム、洞内の生態系みたいなものをひととおり知ることができたりするのでそこも結構おもしろかったです。

あとこの道すがらには以前珍鳥センターみたいな施設もあったらしいんだけど、ここ数年は閉鎖しているらしくこの日とりは見られせんでした……うーん、さみしい。でも数年前は龍河洞の存在自体知らなかったのでこれに関してはやむなしです。

とりはいなかったけど猫には会えた。帰りのバスを待つバス停の隅でずーっと寝ていました。ずーっと寝てたから確信持てないけどたぶんこの子なかなかたぷたぷだよな。かわいい。

行きのバスが到着してから次のバスが来るまでの時間がちょうど2時間だったのですが、それもまたひととおり散策するのにちょうどよい感じでよかったです。バスの発着所にある休憩所? 案内所? の職員さんとかもやさしくて、帰りのバスに乗り込む時に「ありがとうございましたー!」てわざわざ出てきてお見送りをしてくれたりした。すごいなぁと思います。ちょっと嬉しくなっちゃう。


バスと電車(帰りは普通電車でした)を乗り継いで高知駅まで帰ってきて、ホテルにチェックインしたあとは、冒頭にも書いたとおり今回の旅のほとんどメインともいえる夕食です。鰹を食べます。

ちなみにもちろん鰹は今回の最大の目的だったんですけど、もうひとつ個人的に食べたいなぁと思っていたのはうつぼでした。うつぼが高知の名物である、というのはわりと最近になって知ったことなのですが、味に関しては「おいしい」と「いまいち」の両方を聞くので一体どっちなのか確かめてみたかったのです。

実は父親が昔うつぼを食べた話をしてくれたことがあって、その時は「小骨多くて食べられるところは少ないし、さばくのが大変なわりにおいしくない、生臭いし」みたいに言っていた気がする。ああうつぼは食べる魚ではないんだなぁとずっと思っていたので、名物として出している土地があることにびっくりしたのです。まあ名物ならどこかでチャンスはあるだろうと思ってたら1日目の夜にあっさり出会えた。

うつぼと鰹はたたき、刺盛りの鰹は生のお造り、鯛は炙り、おいしかった……。

実際食べてみたうつぼの感想としては、あっさりしたおいしい白身魚という印象でした。ここのたたき、本当に炙りたてだなみたいなほのかなあたたかさがあってとてもよかった。なんか、皮の部分とかがもうちょっとゼラチン質というか、つるっとした感じなのかなーと思ってたんですけどそれもあんまりわからなかったでし気にならなかったです。

高知では鰹のたたきはたいてい塩か誰か選べる感じだったのですが、うつぼは問答無用でタレ、かつこのタレにすごくしょうがきいていたので、調理法によってはたしかになまぐささが気になるのかなぁみたいなことは思いました。あとうなぎの仲間だから骨が多いのも事実なのだと思う。調理法を選ばないとおいしく食べられなくて、かつその調理に手間がかかるんだろうな。大阪でも高知の料理のお店ってなぜかよく見かけるのですが、鰹はウリにしていてもうつぼがメニューにある店はさすがにあまりなさそうな気がするので、現地で食べられてよかったという気持ちに関してはうつぼのほうがでかかったかもしれません。

かといってもちろん鰹がおいしくなかったというわけもなく! めちゃくちゃおいしかった!! 白身魚なら薄造りでもぜんぜんいいのですが、鰹とかまぐろみたいな赤身の魚って断然分厚く切られている方がおいしい!と思います。分厚く切った時の、あのなんかちょっともちっとした感じが好き。ゆずもにんにくもつけてくれていたしもちろん使ったんですけど、元々ついてる塩味だけでも、それこそ魚の生臭みとかほとんど気にならなくて本当においしかったな。あとゆず果汁も香りが良くてさわやかで嬉しくなってしまった。

お店はともだちが選んでくれました。昔何度か高知に来ていた時に毎回食べに行っていたお店とのことで、駅からも近くてよかった。地元の人にも人気のお店っぽいというか、スーツのおにいさんたちとか家族連れのグループとかがたくさん入っていた気がします。予約せずに行ったらテーブルひとつしか空いてなくてぎりぎりすべりこめたみたいになったので、入れてよかった。あとなんかよくわかんないけどお会計の時にバナナくれた。サービスで配っているらしいのですがなぜバナナなのかはわかりませんでした。バナナは特に高知の名産でもないんだよな……。

ごはんを食べたらあとはホテルに帰って寝るだけなのですが、帰りにコンビニ寄りたいという話になり、しかしローカルっぽいスーパーを見かけてしまったので私がそっちに寄りたいとお願いしてコンビニではなくスーパーに寄った。地方のスーパーってちょっと楽しくて、私は調味料のコーナーとお酒のコーナーが好きです。ゆず系はさすがに多い気がしましたね。あとアイスのコーナーにも結構見たことない商品が並んでいて、お腹いっぱいでさえなければ何か食べてみたかったかもなぁと思います。

高知にはひまわり乳業という乳製品の会社があるらしく、そこが出してるリープルという乳製品が地元民のソウルドリンクらしい。これもスーパーに本当に当たり前の顔していろんなサイズで売っていました。私は乳酸菌飲料そんなに得意ではない場合があるので飲めないけど、お土産とかにはよさそうかなーと思ってパッケージ見たらしかし要冷蔵で、ここでは一度諦めたんですよね。ただ、翌日お土産屋さんに行ったらしっかりお土産用の常温OKリープルも出ていた。買いました。近日中に私に会う予定のある方は覚悟してほしい。

自分用にはひまわりコーヒーというコーヒー飲料を買いました。普通のコーヒー牛乳といえばそうなんだけど、パッケージもなんか可愛くて佇まいがよかったので。バナナをもらってコーヒーを買い明日の朝ごはんは完璧、というところで1日目は終了です。まあ、バナナもらったとはいえ朝ごはん食べたいお店はあるんですけどね!


本当は旅行の記録の記事をわざわざふたつに分けるつもりはなかったのですが、書きはじめると書きとめておきたいことも多くてこれめちゃくちゃ長いな、となったので2日目は2日目としてまた書きます。ほとんど自分用の記録だな。長々と読んでくださった方になんか高知は楽しいんだなということがちょっとでも伝わればよいなぁと思いつつ。