これまでのう○この話をしようか

沢村
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公開:2026/1/22

 どうも、沢村です。しばらく真面目にお勉強をして、加えてしばらくお仕事をした結果、なんかこう、ふざけたい気持ちが今、溢れださんとしています。そういうわけでうんこの話をします。うんこの話なんか聞きたくない! という方はご帰還ください。

 私はおそらく16歳くらいから、IBS(過敏性腸症候群)を患っています。女性なのに下痢型だと思われます。それまでもまぁまぁお腹が弱い方だったのですが、高校生になり、通勤ラッシュの電車に毎日乗る生活が始まってから、異常にお腹が弱いことに気がつきました。揺れと、「満員なんだから降りられないぞ」「遅刻するぞ」「降りてもすぐトイレに行けるわけじゃないぞ」と思うとすぐお腹が痛くなってしまうのです。ストレスですね。ラッシュの電車に乗らないと行けない学校は基本的にお勧めしません。

 IBSの下痢の腹痛というものは、正直、気合いで我慢できる範疇を超えています。血の気が引き、体が震え、顔は真っ白に、指先は氷のように冷たくなります。実際、瞬間的なことだけで言えば陣痛よかきつい。よろよろしながらそれでもトイレに走り、JKなりの尊厳を守る。「すみません譲って」なんて昔はなかなか言えなくて、座り込んでも誰も振り返ってくれなくて、時々清掃のおばちゃんとかが「この子見えないの!? う○こ漏らしそうだよ!? 譲ってあげなさいよ!!」とか言ってくれて、救われた思い出。あんなおばちゃんになりたいです。

 とはいえ尊厳を守れないこともなくはなかったので、密封性の高いビニール袋とか、替えのパンツとか、そんなものは常に持ち歩いていました。あとどうしてもやばそうな時は、夜用ナプキンつけておくとか。でもIBSって大きくは心因性っぽいので、そういう準備を万全にした時は不思議と壊さないものです。はぁ、はぁ、なんでこんな日に限って!!

 高校生〜社会人転職前は「この時間までに行かなくちゃ!」と思うだけでお腹が壊れる日々を送っていたので、ほとんど毎日お腹を壊し、よって早めに家を出る必要があり、睡眠不足になっていました。上司に、「お腹痛いで遅刻しそうになるっていうけど、ほんと!?」と言われた日には、イラッとして、出発時の電車の写真、途中トイレで降りたらその時点の写真、トイレを出たらその時点の写真をLINEで送りつけていたら、「トイレの写真大丈夫だからわかったから」と言われました。

 私はIBSがなければもう少し何かを成し遂げられた気がしています。医者とか運転手とか、そんなんには絶対なれませんからね、下痢型IBS。

 さて、フレックス在宅勤務の立場を手に入れて、幾分か人生がマシになった気がします。通勤のタイミングで、焦りが原因でお腹を壊す……ということがなくなるだけでも、だいぶ上がる、QOL。腹巻きしてても、ちゃんちゃんこ着てても、靴下2枚履いてもOKだし。(制服のスカートとか、ストッキングとか、本当に腹に悪い)。

 しかし私の下痢の理由はそれだけではありません。「女性ホルモン周期によるもの」「食生活によるもの」主にこの二点が追加で襲いかかってきます。

 女性ホルモン的なことでいうと、「もうこの日はお腹を壊します」という日が、4〜5日くらいあります。排卵日、生理前日、生理開始日、生理終わりかけ。もうここは諦めています。ピルを飲んで生活しているので、わかることだけが救いです。もうこれは、なんか、仕方ない。

 食生活は、私は脂とニンニクと生のネギ、タマネギ、ナマモノに弱いです。特に脂。焼肉、カレー、背脂入りラーメンなんか食べた日には10回中25回はお腹を壊します。ウゲーっ。でも、好きなんだよなぁ。油物。マック大好き沢村さん。マック食べてコーヒーなんか読んだら撃沈。撃沈するんだけど、食べちゃう。何でだ、もはや腹痛に慣れすぎているのかもしれない。「まぁお腹痛くなるけどいっか」と食べて、トイレの中で数時間前の自分を憎らしく思う。人間は愚かです。

 うえーん。

 さて、IBSはIBSなんですが、私は胃の方もあまり良くなく、さらに大腸ポリープとか、虚血性大腸炎をやらかしたことも複数回あります。剣士が顔に傷があるかの如く、胃カメラに映る私の古傷(胃潰瘍の痕跡)。20代の時、何気なく受けてみた大腸カメラにキモいキノコみたいなポリープがあって、「あー、癌かもねー」とか言われてしまって、気の遠くなる2週間を過ごしました。まだ団信に入ってなかったし(団信に入ってたらいいってことでもない)。結局、あと2、3年ほっといたら大腸癌になるやつだったね、ということでしたが、とっておいてよかったです。妊娠出産なんんかしちゃうとその間肛門にカメラなんか入れられないし、その間に進行しちゃうしね。そんなわけで、お腹の調子が悪い人はカメラ入れてみましょうね。20、30代の人、増えてるらしいので……。

 なお、虚血性大腸炎の時、CTを取ったのですが、散々下痢(血便)をしていたのに「え!? 沢村さん(仮名)、みてくださいこれ」「はい……(ヘロヘロ)」「まだめっちゃ便があります、沢村さん、便が多いんですね!」と言われました。便が多いらしい。そんなこと知りたくありませんでした。

 つらつらつらつら、う○この話だけでよくここまで書けるもんだ。

 まだ続きます。先ほど、「医者とか運転手にはなれない」ということを言いました。IBS、赤ちゃん育児にも向いていません。うちの娘は苛烈で、ママの姿が見えなくなると顔を真っ赤にして泣き叫び、6000円はたいて買ったベビーゲートに入れても、ヘリに頭を打ちつけまくって抵抗するので、放置ができないのです!

 なお6歳の今でも私がトイレにこもっていると『まま、いる? 消えてない?』と生存確認をしてきて、愛おしいのですが、しっかり『ちょっと臭い』と言ってドアを閉めてきます。えーん。 

 夫が当時多忙で、コロナで孤独にアパートに引きこもっていたので、抱っこ紐に抱えて下痢と戦う日々(不衛生だよ!)でした。胸もとに抱えられた娘はいつも嬉しそうで、私の真っ青な顔をみて「にこ!」と笑っていました。可愛いけどキツすぎて、私はようやく冷たい水のがぶ飲みをやめました。一段大人になったのです。

 しかし、事件は起こりました。娘が1歳ちょいくらいのある日、「何だか調子悪い」という気配を感じながら、でも娘が眠そうで、私は慌てて彼女をお風呂に入れることにしました。まぁ、もう、分かりますよね。やってはいけない、こんなことは、絶対に。

 結論から言うと、私は成人女性としての尊厳を失いました。激痛と震えと、「おそらく少し外しても大事には至らないけれど絶対に傷つけるわけにはいかない命」がそこにあり、今より少し若い私は少しだけ悩んで、尊厳を失うことを選んだのです。半泣きになりながら掃除〜除菌をして、情けなさに身を震わせました。しかし娘は転倒せず、溺れず、ニコニコしており、小さな身体はほかほか温かかったので、よしということにしましょう。夫に報告すると、「ごめんなぁ、頑張ったねぇ」と言ってくれたので、ギリギリ持ち直した感じ。

 ……いったい何の話をしているのでしょうね。まぁ誰にでもこんな経験の一つや二つあるんじゃないでしょうか。この究極の状況(う○こだよ)における恥を晒すことで、やっぱり、うん、何だろう。誰でもこういう汚い部分というか、恥でしかないはあるんだよということで、安心して欲しいです。あなたの嫌いなあの人も、あなたが尊敬するあの人も、どっかでうんこ漏らしてるかもしれないってこと(とうとう伏せ字をやめた)!

 ちなみに「う○この日記を書いたらフォロワー減るかな?」と友人に尋ねたところ、「その程度なら大丈夫じゃない!?」と言われました。その程度。そう、他人のう○この恥なんてその程度のものです。う○こじゃなくても。

 というわけで水に流そうと思います。あー、スッキリした。なんかう○この話がしたくてどうしようもなかったです。わっはっは。