厄日かもしれない。子供の友達のお家に何組かの母子で伺って、流しそうめんをさせてもらって、とても楽しかったのだが、厄日かもしれない。
この友人宅に向かう途中、ガス管の工事をしていた。このご時世きちんとインフラの整備をしてくれるのはありがたい。気を利かせて早めに歩道に乗り上げるつもりが、そこそこの段差があるところに、斜めから入ってしまった。というわけで、転倒。娘を地面に叩きつけるわけにいかない。なけなしの運動神経を振り絞り(転倒の時点でダメすぎるものの)右手を下敷きにすることで衝撃を和らげる。ぐぇ。
私は左利きなので、まぁ、不幸中の幸いというかなんというか。人差し指が徐々に腫れてきているが、なんかちょっと色が変だが、骨に支障がないといいなと思う。手首も痛いけど、湿布を貼ってたら我慢できるし。でもちょっと、つらい。助けに入ってくれた工事の交通案内のおじさん、ごめんね。変なところを見せました。ナゲット拾ってくれてありがとう。
そして夕飯に、トンカツを食べた。夫は揚げ物をよく作る。今日は身体をたくさん動かしたし、少し太ってから体の調子がいいので、気分よく食べた。とてもおいしかった。夫は料理が上手なのだ。しかし私は、IBSなのだ。
食べたものの量が多く、油分が多いと、2時間ほどで調子が崩れる。軽い下痢で治ればいい。しかし今回は『ダメ』だった。吐き気、目がチカチカする、寒い、のに汗は全ての毛穴から吹き出してくる。全身から血の気が引く。気を失えれば楽なのに、そうも行かない。激しい腹痛。全て出してしまえば楽になるとわかってる。でもそんな、スムーズにいってくれない。助けて、助けて、助けて、死にそう。そう思うけど、誰にもどうすることもできないとわかっているので、やり過ごすしかない。今年1番の腹痛。そろそろボジョレーの時期なのでそれっぽくいうと、稀に見る、研ぎ澄まされた刺すような痛み。
お腹が痛くなりやすすぎるため、陣痛は子宮口8cmくらいになるまで、きちんと椅子に座ってあんさんぶるスターズをプレイできていた私だ。この私が痛いと言うのだから、割と真剣に痛い(はず)。子宮口8cm時点で他の妊婦さんにエレベーター譲って、食堂で平然と朝ごはんを完食したこの私が!(結構自慢)
流石に1時間苦しんでいると、人の心が日頃なさそうな夫が常温の水を持ってきてくれて、愛を感じる。でも多分夫じゃなくても心配になる。さっきやっと動けるようになって鏡を見た。お化けみたいに真っ白になっていた。今なら完全にブルベである。
今度から自転車の運転を気をつけよう。トンカツは半分にしておこう(そしてお酒は当面やめておこう)。ちょっと調子に乗ったり、ふわふわした気分になったりすると、神様は私をいつも嗜める。そういう方向の優しさを大事にする教育なのですね、と思う。厳しいーーー。私、褒められると伸びるタイプなんですけど!(そうでもない)
せっかく時間があったのに、1時間半ものたうち回っていたため、小説を書ける気がしないや。でも頑張るか。とりあえずシャワー浴びるか。
夫とトリックを見るつもりが、もう終わりかけている。あーぁ、厄日かもしらん。