2019年渋谷O-EASTで開催されたバンジャム第一部のレポ

sawagiwow
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2019年4月18日に別アカウントで連投していたバンジャム第一部のレポの転載です。大慌てで書いたメモと、たくさんの聞き逃しと、拙い記憶力で書き起こしたレポなので文言などは的確ではないです。

あくまでそんな感じのニュアンスで仰ってたんだな~って受け取って貰えればと思います。

【 作曲編 】各曲のリファレンスについて

■ OSIRIS

Silent Crysis→LUNASEAのIN FUTURE、[Alexandros]のムーンソング

■ FairyApril

Storm flight!、secret lovesick→Red Hot Chili Peppers

Believe Wing→ZIGGYのグロリア

Shining☆Star→布袋寅泰

放課後バケーション→フィンガー5の学園天国、JUDY AND MARY

■ Cure²Tron

メガメガトロン→JUDY AND MARY

ぐるぐるマジック→ユニコーンのヒゲとボイン

祝福の花束→プリンセス・プリンセスのM

ONE WAY ROAD→19(ジューク)

■ BLAST

奇を衒わず王道でいこう、オシリスの対になるイメージ 初期はアジカンとかバンプだけどストーリーによってはミスチル(※堀江さん不在の為安谷屋さんが回答)

【 作曲編 】どのような考え、想いで作曲したか

■ OSIRIS

(会場に歌詞のついてないブラマスの前身曲を流す、サビはほぼブラマス)

・大塚さんは所謂ヴィジュアル系の曲を作ったことがなかったけど上手くハマった

・安谷屋さんと考えてるうちにテンション上がっちゃって「バタヤンごめん(リズムとかヤバいから)」とか思いながら作った

やり過ぎたかなとか思ったけど、あのブッ飛んだシナリオを読んで「まあいっか!」つって通した

・初タイトル案は「ブラッディローズ」だったけど、ハロウィンシナリオを読んで「ブラッディマスカレード」に

■ FairyApril

・ダチピ「アイドルバンドっていうテーマはあったけどアイドルバンドってなんだ?ってなって……ってなるとTOKIOさん?は、農家だしな……」会場「笑」

・ボーカルも決まってないなかデモくださいという依頼がマネージャーからKanonさんへ

Kanonさんとりあえず楽曲フォルダからデモを送る

・ボーカルオーディションではストフラ(所謂M1曲)を使ったので、蒼井翔太さんのVOICEや小林正典さんのストフラが存在する

・あとから蒼井さんがアンカフェ好きなのを知った

蒼井さん「アンカフェっぽいですよね~」

安谷屋さん「実はアンカフェのKanonさんが作った曲だよ」

蒼井さん「えーっ!」になったらしい

・レコーディングのときにサプライズでKanonさん来てくれてテンション上がった蒼井翔太さん「わあ~!本物だ~!☺👏🙌✨」と!無邪気にはしゃいで乙女のようだったらしい

・シクラブは好きが溢れすぎた

アニメとかのOPで知った気になってカラオケで歌おうとしたら2番全然歌えない、みたいなやつをやりたいと思って作った

Kanonさん「でもそれで本当に通るとは思わなかった」

古川さん「だって1番だけでも4回転調あるんですよ!💦」

・サビ終わりのベースソロの元ネタはらきすたのもってけ!セーラーふく

■ Cure²Tron

・なおちゅさん「作詞では重いテーマはナシの方向で、作曲に関しては『男の娘だから』という意識はないまま作りました」

バンドサウンドにウッドベースを取り入れるのは本当に難しくてチャレンジだし戦いでもあった、オケもほとんどちゃんとウッべで録った

(古川さんによるメガメガトロンのウッドベース演奏披露)

・ダチピ「ウッべがバンドにあまり使われないという印象がなかったのでそのままオーダーしてしまった。だってマリスミゼルがウッドベースだったから……🥺」

■ ゲームBGMについて(※なおちゅさん回答)

・予定とは違う使われ方をしている曲もあるけど、ダーンダーンダダン(ホーム画面曲)が一番初めに作った曲かも

・元々打ち込み音楽が得意、ライバルとか出始めたときには生楽器も入れ始めた

・各バンドのテーマ曲は設定やイラストのイメージで作った

・アプリに使われてない曲もアルバムに収録されてる

■ BLASTについて(※堀江さん不在の為安谷屋さんが解答)

・安谷屋さんと堀江さんは対バンなどで昔から接点があり、アプリの企画の話は堀江さんと生田鷹司さんがバンドを組もうとしていたタイミングで声を掛けた

・バタヤンさんとも堀江さんとは少し時期はズレるものの接点があった

・生田さんの歌声は先行してイメージとして確立していた

安谷屋さん「晶太と宗介って似てるよね」

ダチピ「似てる!これは本当に偶然で!!これが偶然じゃなかったら宗介をベースにしてたから!笑」

安谷屋さん「元々デジタルでもやってたものの、晶太は10年以上前から変わらない、上げてくる曲ぜんぶに『晶太節』を感じる。晶太=BLASTですね」

【 作詞編 】どのような考え、想いで作詞したか

■ OSIRIS

▽ 作詞の時キャラを憑依させる?というダチピの質問に対して

大塚さん「キャラが作詞してるのを俯瞰してるイメージ。OSIRISは京ちゃんが書いてるから、スタジオとかで端っこで1人で書いてるときにメンバーが乱入したりとか……」

ダチピ「それいいですね!そうしましょう!笑」

・fou you…について

前期OSIRISの集大成、応援してくれてる人に向けた曲

(「歌詞の仕掛けに気付いた人~!(←楽しそう)まあ知ってる人もいるとは思いますが改めて」と言って解説が始まる)

歌詞に今までの曲を示した単語がある

その声に応えたいよ←Voice

熱望の渦へ←Desire

託した夢を←Dreams等

EndlessではVoiceの引用がある。これは大塚さん自身Voiceを作っている時から引用すると決めていたそう

■ FairyApril

▽ 作詞の時キャラを憑依させる?というダチピの質問に対して

分島さん「『葵陽は16歳』を念頭に置いてます。自分が16歳の頃なに考えてたんだろう?って思い返しながら作りました。フェアエプ、葵陽らしく『相手がいて、一緒に盛り上がれる曲』『君に!』って」

・雨天決行ガムシャララについて

分島さん「リズミカルなので韻を踏みたいなと思った、遊びを入れたい!(『今だガムシャラ imagine it I shout out』のところ)」

分島さん「ガムシャラな感じ…ガムシャラ…ガムシャラ…ガムシャララ!」

ダチピ「まさか発注ワードをそのまま使われるとは……笑」

分島さん「葵陽はそういう子なんですよー!笑」

ダチピ「Kanonくんはどう思いました?」

Kanonさん「何だこれはと思った」

会場「笑」

Kanonさん「でもフェアエプだから腑に落ちました」

Kanonさん「分島さんの歌詞って独特なんですよ、読んだだけじゃ分からない。歌って初めて知れるトリッキーさがある」

分島さん「独特だとかは良く言われます、私も歌う人なので、歌ったときのノリで書いちゃう」

濁点をよく意識して男性感を出してる、破裂音というか

「フェアリー」のイメージのある羽とか空とか天気の単語は積極的に取り入れてる

各楽曲の制作過程

■ EXR曲について

・それぞれがもしソロとしてデビューしたらどうやって自分を表現するか、をテーマに作った

・でも真琴って自分のこと歌わなくない?そんなことしなくない?哲学的な感じじゃない?ってなって出来たのが〝wolf〟

大塚さん「リファレンス曲はバンプのKなので、初めはバッドエンドの予定だった。でもいつだかにスポーツ番組を見て、悲劇がなくても感動出来るんだなと思ってハッピーエンドに作った」

■ 四響曲について

・四響は特別な作り。初めに曲をやってから最後にイントロのソロを好きに弾いてもらって抜粋するという、ある意味無茶振りなやり方

・DAITAさんが弾いてくれたときはダチピも安谷屋さんもテンション上がってあの要素(技術?)入れてください!!とリクエストしまくったらしい

それで出来上がったのがあの超大作で「良すぎて削れない!!!!」ってなってそこそこの長さのままゲーム実装された

・アダムのONE-MAN-SHOWのリファレンスはボヘミアンラプソディ

・ベーシストのIKUOさん自身も楽しくやってくださったらしく、普段は収録1時間もかからないのに3時間くらいしてくれた

「普段じゃあまりないことなんですよ」とIKUOさんのマネージャーさんが教えてくれた

・トライ&エラーというよりは弾きまくってああなった

■ 各曲について

ぐるぐるマジック→振りが付けられるように作った、MVの制作予定すら無かった時に作ったもの

Frontier→古川さんと大塚さんで互いに「それいいねぇ~☺」って褒め合いながら作った

BPMすら決めておらず、初めは全然合わなかったもののAメロBメロ古川さん、サビを大塚さんが担当し収束

「ここワイワイしててほしいよね」とのことで、葵陽と京の掛け合いが生まれる。歌詞は大塚さんベースで分島さんが合わせる形に

分島さん「『東』は武道館をイメージしてます」

同スタジオ同日時間ズラしでレコーディング、蒼井さんが先に録って小林さんが合わせる形に

キーが高めの曲だけど、小林さんは素でやれるので蒼井さんはあえて裏声で歌おうかな、など相手の実力を理解した上での試行錯誤があった

・ダチピと安谷屋さんによる堀江晶太さん(不在)爆褒め

・曲と詩ほぼ同時に出てくる。堀江さんの解釈は本当に素晴らしく、オーダーしたのはこちらにも関わらず曲を聞いて歌詞を読んで初めて「ああ、そういうことなんだ」って納得させられることもある

ダチピ「その中でもやっぱりBystandarがとても好きで、初めて聞いた時は天才や……と思った」

以上です。2024年3月27日(水)に発売されるドリームマッチ デュエル・ギグ RAVEN / ADVEN Blu-ray&DVD、本当に楽しみですね。

@sawagiwow
バンドやろうぜ!が好き 元気 他日記