娘がよく私に出す指示。
おいす、座って。
夜中1時に夜泣きして「おいす、座って」なんて言うもんだから、立ち上がって抱っこでリビングまで連れて行き、リクエスト通りにソファに座り、そこで抱っこして寝かしつけた。朝4時にも起きたので今日は眠かった。
娘は2歳だ。まだ安定して夜通し寝る日々がこない。こんな長いとはね。もう慣れたから「今日こそ夜通し寝てください」などとは思わない。私、めちゃくちゃ成長。
さんまのひらき♪さんまのひらき♪という歌があるようだ。急に歌っていた。かわいいな。
今日は娘と夕飯を作った。私の横で踏み台の上に乗り、切った野菜をコネコネ触ってみたり、調味料を入れてもらったり。
「こういうやつがいいんだよ」が今日の気分だったので、豚肉とネギをいい感じに炒めたやつがメイン。こういうなんでもない鉄板の組み合わせの適当な料理がなんだかんだで最高うまい。味噌汁は豆腐とブロッコリー(冷凍、娘の大好物)とコープの出来合いのインゲンの和物を添えた。完璧だろ。えらい。ほんと。
娘は私が切ったネギを小さめのボウルに入れてコネコネしていた。ネギだよと教えた。目に染みるようで目を擦っていた。実は、娘はネギはわざわざ床に捨ててる人生しか今のところ歩んでいないけど、ネギをまな板からボウルに入れたり、こねたり、フライパンに入れたりしたので親しみが湧いたのか「ネギ食べる」と言って人生で初めてネギを食べていた。なるほど、こういうことかと思った。
すごい発見をした気がした。こうして人は獲得していくのだ…!