という化粧品のCMで、桃井かおりが言ってるのを見ていたのは、自分が10歳前後だったろうか。大人の女の人って、なんか大変そうだなぁ位に思っていた。しかし、子供の頃に刷り込まれたこの言葉の威力よ。30代が近づく頃、なんとなく嫌だなという意識があったように思う。そして、40代になってからは、「30代はいいのよ~問題は40になってから」に置き換わり、最近は「40代はいいのよ~問題は50になってから」をヒシヒシと実感する毎日である。
顔面皮膚の垂れ下がり問題に抗おうとして、いっとき髪の毛を引っ詰めてみたりしたのだが、引っ張りすぎたせいで、抜け毛→薄毛→生え際が産毛だらけというループに陥ったりしてね。だったら体の中からなんとかせにゃーと思って、美容成分入りサプリを飲み続けた結果、年に一度の健康診査で、肝臓の数値に問題ありで、人生初の再検査に。そのサプリを1ヶ月飲むのを辞めてみてくださいと言われ、再検査の結果、問題なしとなったり。全くもって無駄な抵抗とはこのことである。
そしてきっと「50代はいいのよ、問題は60になってから」と数年後に思うのだろう。だったら先回りしてみるか、と写真加工アプリで老け顔にして、先々のイメージを膨らませてみたりしてね。その写真をここに載せたりはしません(笑)