能登半島出身の父

sea7
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そもそも、報告、連絡、相談のホウレンソウもままならない、色々と問題山積みの我が実家。元旦に能登半島地震があり、父の携帯に連絡入れるも出てくれない。想定内である。という訳で、数年前に、Amazon echo show 5 を導入しているのだが、こちらは電源が入っていないのだろう、せっかくの呼びかけ機能も使えない。連絡がないのは元気な証拠とはいうものの、自転車を15分程走らせて実家に顔を出しに行くことに。

数ヶ月前、docomoの人に勧誘をされたのだろうが、いつのまにか乗り換えしていたガラケーの着信音量が小さくて聞こえていなかった。携帯の操作については、同居している姉に教えてもらうようにと道筋を立ててはいるものの、二人で協力して暮らしていくという発想が、そもそも皆無なのだ。まぁ、干渉しないというのは、それはそれでいいのかもしれないが。そして、Amazon echo show 5 はというと、そもそもルーターの電源が入っていなかった。父は、コンセントを抜いた覚えはないという。どこで、どうなったのかは、もはやどうでもいい。

さてはて、やっと本題だ。「能登の皆さん、心配だね。港のところにある畳工場は、被災してるかもしれないね。でも、さしあたって今すぐできることもないから、落ち着いた頃に連絡してみてね。」と、伝える。「はい、わかりました。明日の午後にでも電話をしてみます。」と、父のいいところは素直さだ。

ついさっき、"不謹慎かもしれないが、お正月というのが不幸中の幸いかもしれない。。" というポストを見た。確かに、一理ある。実際、どうなのかは、今後の連絡次第だけれど、普段ならバラバラに暮らしている家族、一族が、食料を沢山買い込んで、集まっていた可能性が高い。普段、全く交流はないのだけれど、私のいとこ達は、60歳前後の世代。その子供達は、10代20代30代で、日頃、年寄りだらけの町に、若者が沢山いて、避難の判断や移動の手助けをしてくれているかもしれない。