お客様は神様か?

sea7
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昨今、クレーマー、モンスターと言われるお客、親などの話を見たり聞いたり、体験したりする度に、「三波春夫さんが、あんなこと言ってくれなければよかったのに」と密かに思っていた。

いや、大変失礼しました。自分も勝手に解釈している側の人間だったわ。もはや誰でも自ら望めば表舞台に立てる時代になった訳だけど、よっぽどの覚悟を決めて芸の道をひたすらに進まなければ、花を咲かせることは出来なかった時代の人。

三波春夫オフィシャルサイト

> 三波本人が生前にインタビューなどでこのフレーズの意味を尋ねられたとき、こう答えておりました。 『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。ですからお客様は絶対者、神様なのです』

こうして、たまたま検索して御本人の本意を知ることができて良かった。