穴の空いた風船を膨らませ続ける

sei
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穴の空いた風船を膨らませ続けることはできない。

あるときふと気が付いてしまった概念なんだけど、気力や労力を費やしても見合う変化が起こらなかったり、費やし続けないといけないようなことは、持続性が無いしやめた方がいい、という比喩。

好きでやっていることもあるし、わずかな変化しか起きないこともある。それを否定する意味ではなく、変化自体に気を配るのが大事という話。たいてい好きでやっていることには相応の知識や経験が伴ってくるので、活かせるかどうかはともかく変化はあるはずだし。

人に向けた気持ちも同じ。感情は有限だと思うので、穴の空いた風船に注ぎ続けてもやがて苦しくなる。でも強くて大きな風船なら、少しずつ膨らませばやがて宙に浮くかもしれない。だから変化に気を配る。