療養日記 2/24

眞鍋せいら
·

一昨日の22日木曜に、かかりつけの心療内科に行った。いつもの先生なのに、自分の状態を伝え切れた気がせず、要経過観察とだけ言われた。結局普段の薬だけをもらって帰った。はがゆい。

昨日は親友がわたしの最寄りまできてくれたので、夜ごはんだけ近所のカフェで食べた。親友の顔を見るまでは話せるか不安だったが、駅で親友の顔を見たらだいぶ安心してしまった。楽しくて時間があっという間だった。そのことにまた安心する。

今日は学部を過ごした大学の先生に会いに行った。「先生に話せるほどの活躍を全然していないな……」と直前に気づいてしまい、多少緊張したが、先生は楽しそうに話してくれた。一応菓子折りを買って行ったのだが、「今度来る時はおみやげはいいですからね」と先生ははにかんだように笑った。

こうして一対一とか、少人数で人と話す分にはできるのだけど、こうして文章を読み書きすることが苦手になっている気がする。数日前は、休職してあれもしたい、これもしたいという意欲もあったのに、いまはあまり思いつかなくなってしまった。将来への展望が薄くなる。

職場には昨日連絡して、とりあえず繁忙期の終わりまで十数日間追加で休みをもらった。だが本当はもっと欲しいし、正直戻る気力もいまはない。

だがこうして言語化して療養日記をつけられるだけでも、まだ良いのだろう。これからおそらく、もっとできなくなるのではないか。焦るように書いている。

@seira
詩のような、日記のような