療養日記 2/21

眞鍋せいら
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頭痛がし、薬を飲んだのにしばらく眠れそうにない。あまり思考も回らないが、手遊びに書くことにする。

療養期間は前回の日記から少し伸びた。とりあえず今週いっぱいは出勤しない。前回鬱がひどかったのは、服用していた抗生剤の副作用もあるようで、今は前ほどではない。依然抑鬱状態ではあるので、明日か明後日、かかりつけの心療内科に行くつもりだ。

今日は祖母の誕生日だった。わたしが実家にいるので、祖母とは毎日顔を合わせる。とてもうれしい。叶うなら、実家で祖母と暮らしたい。祖母もそれを望んでいてくれるのだが、そうしたら、修士課程の時のように、毎日わたしのケアを祖母にさせることにならないだろうか。稼ぎも少なく、家事だって修行中で、しょっちゅう寝込む、ついでに言えば浮いた話の一つもない(従って、結婚して出ていく予定もない)孫娘のケアを。

今だって、祖母が起きてきて、「牛乳あっためようか」などと聞いてくれる。祖母はわたしが何か書いていると、とても喜ぶ。それが短歌でも、詩でも、論文でも、どこにも発表する予定のない一銭にもならない文章でも、いつかせいらは物書きになって成功すると信じている。ありがたい。

祖母が自慢できる仕事がしたい。あまりのんびり構えてもいられない。しかし、それにしても。ああ頭痛がする。

@seira
詩のような、日記のような