久々の記事。けれど内容は愚痴気味だ。
吐き出したい夜もある。立て籠った自室の中で綴る、日付変更線直前の暗闇。
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最近、手芸熱が過去最高に高まっている。とても素晴らしいことだ。
作りたいものを探して、ブックマークへ入れていく。幸福な時間。
あれも作りたい。これもやってみたい。可愛い、早く着手したい!
……そう、幸福だけの時間でいられるなら、いいのにさ。
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作りたいものを求めて動画を再生していると、何度も何度も、茶々が入るのだ。「関係ない関連動画」というやり口で。
関係ない動画と言うけれど、本当に微塵も関連してないし、全くもって興味がない。そして、過激な言葉にあてられてしまう私の目には、とても映したくないようなもの。
パソコンならまだいいんだ、小さいから。でもスマホは横幅いっぱいに、刺々しい言葉で埋め尽くされた横長画像が現れる。
幸い、投稿者ごと非表示という機能はあるのだ。存分にあやからせてもらおう。さあ、非表示。非表示。非表示……
……ゾンビパニックで生き延びようとする時も、こんな気持ちになるのだろうか。
私はとうとう、疲弊してしまった。不必要な戦いは、避けることにした。安全な建物へ立て籠り、迷い込んできた敵だけを撃つことにした。
まぁ、私のことだから。ふいに遠征なんかして、無駄撃ちをしてしまうのだろうけど。そんな自分のふにゃふにゃ具合もまた一興と言えるか。
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眼前の机に転がった、極細糸を束ねた球が愛おしい。近々買いに行く予定の材料にも、期待が膨らむ。
このワクワクが、どこまで続くか。それは私がどれだけ楽しめるか次第だ。
飽き性という前例も、過去から来る憂いも、無関係な刺のあられも、全部ぜんぶ断ち切って。
思い切り、楽しんでやろう。確かに壊れゆく世界の中で。