【1/27(土)2日目】喉が痛い。朝起きてから死ぬほど喉が痛い。前日は熱による全身の痛さがひどかったが喉の痛みは普通程度で、2日目は熱はだいぶ下がったが喉の痛みが激痛になっていた。
これは昨日もらった薬ではとうてい治らない…コロナの薬も検討しないと…しかし昨日行った病院はもう二度と行かんと決めたから別のところに…ということで、家からは少し歩くが今まで風邪の時など対応が良かった病院に行くことにした。熱は下がっていたのでこの日は歩いて行けた。
その病院ではしっかりと見てもらえて、外で待っているときのカイロをくれたり、コロナ陽性だと伝えているのに先生が喉の状態を見てくれたりと、ホスピタリティが高く働いている人たちに感謝しまくりだった。ありがとう…。しかしコロナの薬そのものは診断を出した病院でないと出せないと言われてショックを受ける。そうなんですか!?
喉の炎症抑えの薬や抗生剤などをもらって、これで効かなかったらまた考えよう、まあこんだけもらってるしよくなるだろう、いま動けてるし。などと考えながら帰宅。家で小島よしおの情熱大陸を見ながら泣く。薬を飲んで就寝。
【1/28(日)3日目】明け方、喉が痛すぎて目が覚める。鎮痛剤を飲んでまた寝るが、起きてからも症状が良くなるどころか、悪化しているのを感じる。前日にもらった薬をたくさん飲んでいるのに。普通の風邪だとだいたい2日目くらいがピークで、あとは薬を飲んで休んでいれば山場を越える感覚があるのだが、今回は違った。今がピークだ、と思った次の日にそれを超える症状が出てくる。これは死者が出るわ、となんとなく納得してしまった。
1日目に行った病院には二度と行くか、と思っていたけど、命と健康には換えられないので、次の日の月曜にそこに行き薬をもらう決心をする。この日も休んでいるしかないので、漫画や小説を読んだりしていた。日野雄飛さんの『理想と恋』を電子書籍で買い、最高です…ありがとう…という気持ちになったあと、『スキップとローファー』をアプリで読み、なんか圧倒的に「正しい」しキラキラしているんだけど、自分のなにかが押しつぶされていく感じがする!と苦しくなっていた。そのあと、途中まで読み進めていた野溝七生子『山梔』を再開し、しばらく読んでいたのだが、主人公が父親から物理的・精神的な暴力を受ける場面や、家父長制を内面化した兄嫁からの嫌がらせを受ける場面などが続き、体調悪い時に読むもんじゃねえな、と休憩。
食事は摂れているが味がしないような気がする。薬を飲んで就寝。
【1/29(月)4日目】やっぱり明け方に痛みで目が覚める。また鎮痛剤を飲み、始業前に職場に連絡。それから例の病院に電話をかけ、コロナの薬を出してもらえるか聞いたところ、また折り返し電話すると回答される。あ、これ電話こないやつだ、と悟ったため、時間を置いて再度連絡。金曜にさんざん待たされたこと、薬はここでしかもらえないのだから処方の可否だけでもとりあえずは教えてくれということ、をけっこう強く言った。それから処方できると連絡があり、結局12時くらいに処方箋だけ病院に取りに行った。
その時の問診で初めて持病の喘息のことを聞かれ、もともと喘息がありここ4年くらいは毎日吸入をしている、と伝えたところ、重症化リスクのある人向けらしいラゲブリオという薬を処方された。いや…重症化リスクあるってわかってたら最初に行った時に問診で確認しろや…と思いました。もう二度と行かん。
薬はめっちゃくちゃ高かった。しかし命と健康のため…。薬をもらい家で飲もうとしたら、予想以上にでかいカプセルでびびる。しかもそれを1回4錠、1日2回も飲むのだ。薬だけでお腹いっぱいになりそう。
今回、最初はコロナの薬を飲まずに治るだろうと思っていたけど治る気配がなかったので薬をもらいに行ったが、最初にコロナの薬を飲むと決めていたら他の薬はこんなにいらなかったし、診察も一回ですんでお金かからなかったよな、と考えると、ほんとに初動の病院選びと決断が大事だと実感しました。最初のところで持病も考慮してコロナの薬を飲んだほうがいいと勧めてくれていたら、もっと早く治ったかもしれないのに、と思ってしまう。
◎結論:コロナの診断を受ける病院は大事。薬を飲むなら最初にもらっておこう。
今日はラブゲリオを2回飲んだので多少は効くといいな。と祈りながら寝ます。