
6月末にテアトル新宿さんで限定公開していた「カタシロReplica」が、ついに名古屋でも公開されたとのことで!!!
台風でどうなるかな〜と思っていたけど予想よりのろのろ&弱体化してくれたお陰で見に行けました。コロナで体力も気力も落ちちゃってほぼ諦めてたけど、行けて良かった。
パルコのセンチュリーシネマという映画館。小規模の映画館ははじめてでわくわく。

カタシロは本来TRPG(即興演技ゲームみたいなもの)のシナリオなんですが、このたびクラファンを経て祝映画化。カタシロはhacchiの回を見てからズブズブ好きになり、ディズムさんが回した卓はだいたい見たんじゃないかな〜。舞台版も何回見たことか。そのカタシロを、劇場で見られるのはきっとこの機会しかないだろうなあと。ちなみに今日は千原せいじ&藍月なくる回(敬称略) でした。以後、ネタバレを含むのでご留意を。

・映画館のでかい画面であのオープニングが見れるだけで価値がある!
・囚人のジレンマの話が終わった後、千原せいじが思考実験やお話で記憶を取り戻そうとしてることを面白がってた のが、なんかよかった。
・「優しく声かけろ」「コミュニケーションが下手」「仮面外せ」からの2日目の医者の声掛けの声 か細すぎ
・水の音 不穏すぎ
・テセウスの船の後、千原せいじから出た「生きづらい考え方」「もっとシンプルに考えた方がいい」の言葉。潔いひとだなあ〜 出家してるからなのか、年の功か、すっぱりとした物言いに説得力があった。「こういうことは頭の良いひとが考えること」←謙虚
・車ぶつけたお友達
・患者の名簿のバインダーを見るシーン。比較的すぐに、モニターの数字を見ていて、頭の回転が早い。
・臓器くじ 自分の家族だったら、どうするかという問いにためらいもなく直ぐ「それは自分やな(自分の臓器を提供するな)」と答えていたのが良かった。息子さんの存在を思い出して、難しい話だと言っていたのも人間味がある。
・3日目、隣の病室に行くシーン。扉を開けて、戻るくだりは初めて見た。ここは配信で見たら盛り上がりそうだな〜
・医者がシリンダーの電源を落とした後、千原せいじが少しだけ後退りして 逃げようとしたように見えたのがリアルだった。そりゃ逃げたくなるよね...。
・男性、そして比較的高齢の方は、機械の身体に憧れがあって喜ぶ方が多いイメージ。自分の喜びだけで、すっぱり終わるパターンなのかなと思ったけど、アユムのことも「苦労するでしょうけど」と、考えてくれた。さっぱりしてるけど、配慮はちゃんとある人なんだね。
以上!エンディング曲の「君と話を」はやはりよい。円盤などで、他の回もいつか見れますように。

▲倉島さんデザインの医者キーホルダー買っちゃった〜。パンフレットはクラファンのリターンでいつか届くので、お楽しみに。
いつかの配信で、今年か来年 またカタシロの舞台をやるとかなんとか、言っていたようないなかったような。すごーーーく勝手な希望だけど、hacchiの医者役が見れたらいいなあとひっそり望んでいる...。
おしまい