わたしは鬱病じゃないけど、一度自律神経がぶっ壊れてしまってから時々 からだがおかしくなってしまう。
今は鍼灸治療とか、ピラティスのおかげでなんとかひどくなりすぎる前に浮上できるようになってきた。それでも、しんどいときがある。こればっかりは、もう一度そうなってしまったらうまく付き合っていくしかないんだと思う。
今日、ゲームさんぽという企画に名越先生が出演されていた動画のアフタートーク映像を見た。そこでは一般の方から名越先生が質問を受けていて、その多くの質問は鬱や精神に関するものだった。
その中で名越先生が仰られた言葉に、「鬱病は贈り物」という言葉があった。自分でない自分を生きてきたから、このままでは潰れてしまうということへの気づきを 鬱病が教えてくれたということ。
過去に読んだ「僕が僕であるためのパラダイムシフト」という漫画でも同じような気づきのシーンがあった。鬱病は自分を邪魔するためじゃなく、伝えたいことがあって存在してたんだってやつ。
時々大病を患われた方が「病気になってよかった」と話されることがあるけど、それも同じような気持ちなのかな。
わたしはもう、以前よりずっと仕事の量もすくないし 家事も満足にできてる自信がない。それなのにすぐにしんどくなってしまうのは まだ何か意味があるのだろうか。