教員をやめようと思った理由についてまた音声入力したのでここに残します。
・僕がやりたいことは「教育」だけど「学校教育」ではないということに気づいたということですね。学校で勤めてる人って「子供が好き」とかいろいろ理由があると思うんですけど、「なぜ学校で働きたいのか?」という理由はちょっとクリアにしたほうがいいなっていうのは思いました。
・「あなたがやりたいのは本当に学校教育ですか?」そこをもう一度考えてください。教育の場って、学校だけじゃなくて英会話教室とか体操教室とかもあるから。もっと学校の業務内容に向き合って学校の業務を知った上でやったほうがいいよ。
・自分の友達に小学校教師になった人がいたけど、彼は「給食が好きだから小学校の先生になる」って言ってました。具体的でいいですよね。ただ小学校の先生なんて落ち着いて給食食べてる時間はないので、学校事務とかになった方がより給食を味わって食べられそうではあるかな。
・僕は1対1で子供や保護者と対話する場面が圧倒的に好きだった。ただそんな場面ほんと僅かしかなくて、それ以外の業務がほとんどだったのが現状でした。ワクワクしないこと、ほんとにやりたくないことだらけでした。
・あくまで「僕は」です。僕が特に嫌いだった業務は修学旅行と校外学習です。準備にありえないほど時間がかかる。責任重大。安全第一。気を張り続ける感じ。そんな理由からマジで嫌いでした。
・あと体育祭と文化祭も嫌いだった。友情は子供にとっては大切だけど、別に友情を作ることにやりがいは感じなかった。
・逆に学校って行事がかなり多い。そういうの企画するのが得意な人はかなり向いていると思う。
・体調とか体のコンディションっていうのは資本そのものです。体調は良いに越した事は無いですね。今年1年、気持ち的にしんどくて、メンタルが弱っていると本当に風邪ひいたりするんですよね。自分の自己管理の部分もあると思うんですけど。
・あと教員はガチャ要素が多すぎる。毎年毎年異動があって、役割とかガラッと変わる。異動の希望とかは出せるけど、正直聞いてもらえないことの方が多い。母数が多すぎて、一人一人の意見や強みなんて全く尊重しない人事が普通に行われている。だから、自分の希望通りにキャリアが進んでいかないって言うのも嫌だった。
・将来管理職になりたいか?って言われると、心の底からなりたくない。ステップアップしたいか?って言うと全然そんなこともない。
・学校の現場って基本的に4つの人間がいる。
①担任(クソ忙しく責任重い)
②担任以外の暇な人(楽、責任軽い)
③管理職(クソ忙しく責任重い)
④担任でも管理職ではないが重要なポジ(クソ忙しく責任重い)
・今僕の立場は①で頑張れば頑張るほど、一生懸命仕事をすればするほど③か④に近づいていく。
で、②っていうのは仕事でミスしたり、要領悪く、意欲低めな「印象」な人がなる傾向がある。印象っていうのがポイントで、学校とは数字のない世界なので、上からそういう「印象」を持たれている人が②に流れていきます。僕は今のメンタル的に②の働き方がしたい。
・でも、やるからには頑張って仕事したい。そうなると③か④を目指すことになるんだけど、それは本当に一ミリも憧れがなくて、「全然なりたくない!!」ってマインドなんですよね。
・それで、「あれ?どこを目指せばいいの?」ってなったんです。そうして働く意欲が消えました。情熱が枯渇してしまったんですよね。モチベーションが枯渇しててこのモチベーションで働くの絶対良くないよなって思いました。