自分の趣味はゲームで、最も使うハードはPC。なので、PCにかかる金には基本糸目をつけない。つけないが、出費はやはり痛くて血の涙が流れる…。数年に一度のことなので、使ってきた年数で均せばそこまで高額ではないのかもだが…ン十万が一気にバッサーと飛んで行くのは本当につらい。
元々FF14の「黄金のレガシー」ベンチマークがリリースされるにあたって、もしイマイチな結果ならグラボの買い替えを検討するつもりでいた。そこにWin10のサポートが来年終了すると聞き、マイPCのCPUではWin11に対応していないということでそっちも買い替えを余儀なくされた(対応していないCPUでも出来ないことはないらしいが、そういうのはあまり好きじゃないのでやらない)。結局ベンチマークの結果は「とても快適」レベルなので酷くはなかったが、ここまで来たら「非常に快適」を目指してやんよ!とヤケクソで買い替えを決定した。
CPU買い替えとはつまりほぼ全とっかえ。自宅のPCは全て家人が組む自作PCなので、諸々買い集めるところからだ。その辺は全て家人に任せて自分はデータの移行作業に入った。今回の全とっかえミッションでは、旧Cドライブを新Dドライブにして旧DドライブのHDDは廃棄ということになったので、旧Dドライブのデータは旧Cドライブに移しておく。とは言え中身は写真や音楽など言うなればアルバムのようなものなので、そんなに時間はかからない。もう亡くなった猫の写真を見つけて「可愛かったなあ」としみじみしたりした。
あらやだ可愛い。
その一方で、積極的に会いたくはないかつての友人の痕跡を見つけたり。そっちはさっさと消去しました。
そして先日、続々届いたパーツを家人に組んでもらい、ケースは同じだが中身はほぼ別のPCが再誕した。「見た目は同じ人だけど中身は完全なる別人」というちょっとSFチックなやつ(脳から違うレベル)だ。完全に上位互換なので処理速度は相当改善しているようで「めっちゃ速度上がったやろ?」と家人が折に触れて訊いてくるが、そう言われれば多少は…レベル。そこまで入れ込んでなくてすまんな。ベンチマークはちゃんと「非常に快適」を余裕で叩き出しました。めでたしめでたし。