自宅の機械全般担当の家人から「使ってない端末のWi-Fi削除するから宜しく」という通告があった。
この時指定されたのは、亡くなった母のスマホと以前使っていたタブレット。母のスマホの内部データは一通りバックアップを取ったのだが、もし誰かから連絡あってもな、と考えてしばらく手元に置いていた。だが契約解除も済ませ3か月も経つと、流石に誰からも連絡は来なくなった。
タブレットは何とお買い得!10000円で買った代物で、そのあまりのちゃちさ故にベッドで寝転がりながらマンガを読んだりゲームをするのに非常に向いていた。子ども用のおもちゃかなこれ?と疑うくらいチープな作りでその分軽かったのだ。ただ、その分動作は異常に重い…スペックがめちゃくちゃ低いからね。しかしそのタブレットも、家人から使わないスマホをおさがりで貰ったら出番が無くなってしまった。やっぱり動作早いのはいいよね!(手のひらクルー)
という訳でこのふたつの端末の始末、ひいては使っている諸々のアカウントを削除することにした。
まず母のは、キャリアとはもう契約を解除しているがLINEとGmailが残っていた。Google先生によると、LINEは携帯電話番号と紐づいているので、仮にかつての母の番号が誰かの携帯番号として新たに使われた場合、その人のLINEとして繋がってしまうかも、ということだった。本当にそうなるかは分からないが、繋がった場合その人もびっくりだろうしこっちも母のアカウントが悪用されたらやだ(話のネタとしては面白いなと思ったので、小説や漫画でミステリ書く方如何ですか?)ので、スパっと削除した。下手に履歴を見たら泣いてしまいそうだったので、そこは振り返らなかった。写真という写真は全て内部から抜いているはずだし。
次にGmail、つまりはGoogleアカウントの削除。放置しておけば2年で消えるらしいが、システムに自動で削除されてしまうのも忍びなかったので、自分で消すことにした。
母のスマホはこれで終わって、次はタブレット。タブレットはFacebookと先程と同じGoogleアカウントだ。
Facebookは使う気が全く無かったし今も無いのだが、かつてプレイしてたアプリゲームの攻略情報が一番盛んらしい、とのことでわざわざアカウントを取った。だが割に早くそのゲームに飽きてしまい、更に遠ざかった。アカウントを作った時くらいしかログインしてなかったように思う。こいつが一番削除までの道のりが遠く、退会申込の場所が分かりづらい上に「ホントにいいの?」「削除じゃなくて休止って手もあるよ?」としつこい。ええから消せ、今すぐにだ。
Googleアカウントはサブ用として使い道が無かった訳ではないのだが…実は綴りを間違えてたことが判明した。アカウント名に「star」と入れたかったのに何故か「srar」になっていたのだ。何だよスラーって…と見返さなかった自分を呪いつつさくっと消した。消す前にちらっとGmailを見たら、Facebookからの広告が何百通も来ていてゾッとした。
これで出荷時リセットして終了。本体はショップで引き取ってもらおう。
そして片付けの勢いがついて、自分のスマホのたまりまくったメールの片付けからアカウントの片付けまでやってしまった。メールで「通販サイト規約変更のお知らせ」とか「ワンタイムパスワード登録して下さい」とかちょこちょこ来るけど、その度「この通販もう使わないから削除してやる」という想いを抱きつつメールをそのままにしておくから、どんどん溜まっていた。それを片っ端からアカウント削除してメールも削除すると随分すっきりした。
ふう。久々に見る「受信トレイは空です」にとても満足。