自称「ひと様の思考を知りたい触れたい吸いたい食べたい怪獣(もしくは妖怪)」なので、毎日いろんな方の雑記等を美味しく頂いているのだが(ありがとうございます)、当然だがその中でも自分が好きなものに絡んだ思考は美味度が増す。具体的には自分が棲んでいるジャンルの、腐傾向の語りがもんのすごく美味しい。
何故か自分はこれ系を語れない。吐き出そうとするとストーリー仕立てになってしまうのがその一因か?ストーリーに仕立てるその前で出せばいいのかも、と頭では分かっていても、その段階では言葉にならない概念故か全然出来ない。
元々ぽっと発想することがあまり得意ではないので、それも一因かも知れない。仲の良い友達がこの辺りすごく柔軟に思いつくので、どうしてそんなにポンポン出るんだい…と唖然としたことがある。当人は何の苦も無く出来るらしい。脳の作りが違うのかも…自分は「得手不得手は脳の構造が起因」という考えの持ち主なので、出来ないもんは出来ませんねん、と諦めが早い。実際自分は発想がダメだが記憶に関してはめちゃくちゃ得意。その友達は逆で、記憶に関しては全くダメだ。
しかし、それでも「語ってみたい」という欲はあるのだ。なので、ちょっと頑張ってみることにした。
……
…
いやこれ恥ずかしいな?!?!?!
普段感情を動かさないよう積極的に気を付けていることもあって、久々に湧いた「恥ずかしい」という気持ちに驚いた。
脳の中身をわざわざ公の場で語るというのはこんなに恥ずかしいものだったとは…これ書けてるひと達すごいな?!語る使命みたいなものに突き動かされているのだろうか…溢れ出す創造を周辺に零さないよう、慌てて手で受け止めている端から書き留めているような感じか…?
だからあんなに美味しいのかも知れない。元々何かを大なり小なり表現している人たちには尊敬の念を抱いていたが、これ程とは………ホント凄い、自分には難易度たけえ………。