2022年のこと。フォロワーさんとお会いした折、「よかったら」と専門店(ICHIKO ICHIE)でお香をプレゼントしてもらうことがあった。たしか香水は苦手だけど興味はあって、みたいな話題からお香の話になったような覚えがある。
あれこれと試した結果、選んだのは「WISTERIA」。藤の花の香り。神神化身の推し萬燈夜帳の瞳が藤色と描写されることもあって、藤に興味があった。

耐熱マットが付属していたので、お洒落だけど使い道に悩んでいたくじらの和風小皿を使って焚いてみたのが、それこそ二年前のこと。香りは大人っぽくて、甘さはやわらかく控えめな印象。
最初こそ家族の理解を得られなかった(普段と違う香りが気になったらしい)けど、素敵な香炉を見つけたことで、ちょっとずつ態度が軟化。いまでは家族のほうがお香チルタイムを楽しんでいる節もある……(笑)

素敵な香炉がこちら。上下でパカッと取り外しが出来る。中に耐熱マットを敷き、お香を焚くと、立ちのぼる煙がゆらゆらと頭のほうから尾のほうへ移動する。とても素敵!

りらく、というシリーズの「りんどう」を買い足したのは今年の話。こちらなんとお香立て付き。耐熱マットは香炉用にしたので、いまは小皿で焚くときはこのお香立てを使っている。香りの印象は、お花らしい華やかなもので、こちらも甘すぎない。
このあいだ買ったのは、無印良品の「イチジク」。これはとっても甘くて蕩けそうになる香り。つい最近、疲れたときに焚いてみたら、気分が上がって、なるほどな! の気持ちになった。
いま持っているものは、上記の三種類だけど、りらくや無印を中心にちょっとずつ色んなものを試したいと思っている。香水じゃなくても香りを楽しめる方法に出会えたのは、とても嬉しい。きっかけを作ってくれたフォロワーさんに感謝です。