ことの始まりは昨年、電子書籍で『落第忍者乱太郎』を全巻買ったところから。三割引の三十倍ポイントが決め手だったのだが、その時点でポイントが八千だか九千だかになった。すごい。こんな数字見たことない。その後、物理でも電子でもあれこれ買うこと数カ月。ついに、一万数千ポイントに到達した。友人に声をかけ、〝ポイント使って値段を気にせず本を買おうの日〟をやってきました! ひゅー! やったね!

↑くじらのブックエンドが可愛いでしょ!
時間にして約二時間。なんとなくのルールとして、小説と漫画は除外。事前に目星をつけていたのが、『海の歴史』、『大人に贈る子どもの文学』、『推し短歌入門』、『赤毛のアン論 八つの扉』の四冊。フロアを回遊することで選んだのが『物語の役割』、『美しき皇妃エリザベート 美容からファッション、食事、フィットネスまで、その美の秘密』、『もっと知りたい ゴッホ 生涯と作品』の三冊。あわせて七冊で、予算を一冊分オーバーでした。
ジャック・アタリ『海の歴史』プレジデント社/2018 …… おそらく出版当時、表紙とタイトルに惹かれつつ、買う機会を逃し続けていた一冊。装丁がめちゃくちゃ〝海〟でかっこいい。
小川洋子『物語の役割』ちくまプリマー新書/2007 …… 目次の第三部に惹かれた。気になったものをその場で買うという意味では、一番趣旨に合っているかも。
松本侑子『赤毛のアン論 八つの扉』文春新書/2024 …… 『赤毛のアン』の完訳版を翻訳されている方の解説書。気になっていたのでこの機会に。〝英文学、民族、ケルト、宗教、歴史、政治〟と帯にあり、詳しい解説が読める気がして楽しみ。
須貝典子『美しき皇妃エリザベート 美容からファッション、食事、フィットネスまで、その美の秘密』河出書房新社/2023 …… ミュージカル「エリザベート」関連本として。タイトルから若干のミーハーさを感じていたが、中身に目を通すと予想よりもよかった。
猪熊葉子『大人に贈る子どもの文学』岩波書店/2016 …… 出版を知らなかったことがショックだった一冊。学生時代、よく評論を拝読していた。信頼の置ける児童文学関連書籍は、場所と資金が許す限り手元に持っていたい。
榊原紘『推し短歌入門』左右社/2023 …… ごく最近、フォロワーに教えていただいたもの。短歌の技法や鑑賞法についても記述があるということ、また、最近集めている『〜のうた』シリーズの左右社出版ということで。
圀府寺司『もっと知りたい ゴッホ 生涯と作品』東京美術/2007 …… いせひでこ『にいさん』を読んで以来、ゆるゆるとゴッホが好き。とりわけ好きな「鴉の群れ飛ぶ麦畑」が収録されていることを確認したので購入。予算オーバーになった最後の一冊。
今回見てまわったのはワンフロアの書店で、普段からよくお世話になっている。もしまたポイント沢山の機会があったなら、前情報なしで新書だけから選ぶ回などもやってみたいかも。今回、気になったけど見送ったものが数冊あるし、なにせ新書は数が多いので、そこだけゆっくり見てみたさがある。
普段ひとりでは見ない旅行コーナーは、友人がオススメしてくれて、とても楽しかった。現地行けないしなあ、で、見ないのはもったいなかった。もっと気軽に楽しんでもいいのかも。美術のコーナーは、漠然と知識を得たい私にはまだちょっと早かった。何について知りたいのかがふわふわの状態だったので。美術について何が知りたいのかを考える、という目的ができたのはよかったこと。まじでふわふわだったから。
本を見ながらあれやこれやとおしゃべりするのは本当に楽しい。年に一回はできなくても、数年に一回、こういう機会を持ちたいものです。とっても楽しかった! ちょっとずつ読んでいくぞ〜!