観劇のはなし

いさな
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公開:2024/11/4

いちばん影響があったのは、やはり2007年に高校の友人の誘いで観たウィーン版「エリザベート」の招聘公演かなあと思う。最初から最後まで観たことのない世界が広がっていて、圧倒された。休憩に皇后エリザベートの有名な肖像画のポストカードを、閉幕後に字幕のないDVDを買った思い出がある。とはいえ、学生の間は舞台にバンバン行ける資金もなかった。

前後するが2005年には映画版「RENT」を観ている。同じぐらいの時期、USJで公演していた「WICKED」(30分ぐらいに短縮したもの)も観にいったことがある。あとはBS放送でやっていた映画版「ジーザス・クライスト=スーパースター」なんかもこの時期かも。

でも、やっぱいわゆるアメリカの作品とウィーンの作品って全然違っていて、どっちも好きだけど、好きだけど「エリザベート」の衝撃がね……! みたいなとこがある。

その後、大学の友人に誘われる形で、東宝版「エリザベート」や「モーツァルト!」、「レディ・ベス」などを次々に観ていく。あとは俳優さん目当てで「スリル・ミー」とか、ミュージカルじゃないけど「黒蜥蜴」とか。私の観劇黄金期ですね。円盤が出てるものは買いそろえ、いまは家で楽しむことのほうが多いかもしれない。

劇団四季の「ノートルダムの鐘」はアニメ版とかなり違っていて、すごく印象深い。大好きなダール原作の「マチルダ」は、つい最近やっと観にいけて本当に嬉しかった。ネトフリ版も観てみたい。

成河さんという俳優さんが演じる、「エリザベート」のルキーニが素晴らしくて、御本人のファンにもなった。のだけれど、過去のスキャンダルや、私の感覚では容認できない失言などがあり、現在は距離を置いている。かなしいことです。でも、ルキーニはいま観ても素晴らしく最高なんですよね……。

観劇についての雑感になってしまったな。各演目についてとか書いていくとキリがないところがあるし、ひとまずはこんな感じで終わります。演目ごとに書いたり出来たらいいな。

下記に観劇当時の感想文を置いておきます。

@sgmm
ここでは、いさな。 よそではスガミ、もしくはミッミ。 家族と二人暮らし。