ブックカバーのこと

いさな
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少し前に、「愛用のブックカバーを晒す」というハッシュタグに写真を載せた。そのあと、またひとつ素敵なブックカバーに出会ったので、せっかくだから文章を書いてみる。

私が好きなのは、このような両ポケットタイプのブックカバー。ホールド感がしっかりするのと、薄さが均等なのがいい。好きだ。ただ、このタイプはあまり見かけないので、ハヤカワトールサイズや新書サイズ対応のものをよく探している。今回紹介するのもすべて両ポケットタイプです。

ハッシュタグで載せたのがこの四つ。左上から時計回りに、思い出などを書いていきたい。

左上のブックカバーは、私がブックカバーを集めるきっかけになったもの。学生のころ、梅田ロフトのPOP BOXという雑貨作家さんが会するポップアップショップで一目惚れした。図案的な赤と白と灰色のお花に囲まれたロバ。そして上部には、道にも川にも山にも、もしかしたら雨にも見えるラインがある。とても、かわいい。ただ、長らく愛用しているため、内側の合皮がはがれてきているのがどうにも悲しい。

右上のブックカバーは、本の背表紙が総柄になっているリバティプリントのもの。今回調べたら、ハンドメイド作家さんの手によるものだった。梅田ハンズで、ずいぶん前に入手した覚え。緑が基調になっていて、本! 本! 本! なところが、とてもお気に入り。

右下のブックカバーは、アランジ・アロンゾのポップアップショップで入手。上記ふたつに比べると、最近のこと。幌布? で合っているかな。しっかり厚めの布製。嬉しいことに、ハヤカワトールサイズがすんなり入る。(ところでこのカッパくんのポーズ、どことなく槙島さんみがあると思いませんか?)

左下のブックカバーは、学祭で先輩のハンドメイドサークルが出品していたもの。青い星と白い月に白い雪の結晶の総柄。間近で見ると、柄の主線が銀のラメ加工されているので、きらきらしている。夜の気配がすごく素敵。

さて、というわけで、新入りさんのご紹介です。つい最近、丸善ジュンク堂梅田で入手したティーカップの総柄ブックカバー! どのティーカップもうっとりするぐらい可愛くて、なかなか本物を増やせない私にとっては夢のような絵柄。いまはいつから使い始めようか、どんな本がふさわしいか。などを考えている。これもまた楽しい。しばらくは封を開けず、絵柄を楽しむことになりそう。

@sgmm
ここでは、いさな。 よそではスガミ、もしくはミッミ。 家族と二人暮らし。