いってきたぜ東京! 今日はほぼ倒れてたぜ大阪! というわけで、昨日(2025年4月18日)念願のエロール・ル・カインの原画展を見に、八王子市夢美術館に行ってきました。
この数年でめざましく遠距離移動をひとりでも出来るようになってきたのですが、今回は周囲のサポート(休みだった夫が新大阪までお見送りとお迎え、フォロワーさんが東京をご案内してくれた)あってのことですが、新幹線内でパニックになることもなく、泣き出したりもなく、それから駅構内で迷うこともなく、無事に行って帰ってくることが出来たので、達成感がすごくあります。偉大な一日でした。まとめから書いちゃったな。まあいいか。
当日の流れをのんびり書いていくぞ。まず、起床予定時刻の二時間前に起きた。はやすぎ。朝の薬を飲んで、カバンの見直しなど。お兄さんも起きてきて、準備をして出発。九時半頃に出る新幹線だったので、朝ごはんに駅弁を買う。穴子がたっぷりのいいやつにしました。おいしかったです。
今回は選びきれなかったので、夜鷺とチェ槙のアクスタたちと、ぴんくじらちゃんにとかげちゃんをポーチに入れて、ひとり大旅行でした。

目的地が八王子なら、と事前の打ち合わせでフォロワーの霄さんに新横浜着をオススメされ、そこから在来線に乗り換え。予定通りの電車に乗り、十二時半ぐらいに合流! よく通話などをさせてもらっていますが、実際にお目にかかるのはこれが二回目で、「やっとだ〜!」の気持ちがとてもありました。嬉しい〜!
早速、八王子市夢美術館に向かいます。外観はいかにも美術館な感じではなかったのですが、展示フロアはたっぷりと広く空間が取られていて、原画も沢山飾られていました。

「イメージの魔術師 エロール・ル・カイン展」20250405〜0601開催
ほるぷ出版から出ている同名の図録(2009年改訂新版)とは、随分構成が異なり、まったく見たことのない未邦訳作品の原画などもありました。個人的には、大好きな『おどる12にんのおひめさま』の未公開表紙絵と未公開挿絵(比較的ラフなもの)と枠の原画をゆっくりと見られて感激でした。おひめさまたちが同じ方向を見ている例の場面とか、うっとりです。ちょっと怖い場面ですけど。
『フォックスおくさまのむこえらび』の終盤の原画が、おくさまと新たなおむこさんの尻尾あたりがカッティングされていることに気づいて大興奮でした。
「グランマ」で、幼い頃のル・カインが芋虫さんとアリスの場面を模写していることに、不覚ながらいままでまったく気づいていなかったので、解説文に感謝です。ついおばあさまに目が行ってました。ほんとだ、まわりにたくさんの物語の気配!
十五歳のル・カインが制作した「ラプンツェルと六匹の白鳥」(タイトル控え忘れてしまってうろ覚えです)のムービーが流れていました。お話はめちゃくちゃグリムとグリムの合成だったんですが、やはり絵と醸し出す雰囲気がものすごく良くって、才能をひしひしと感じました。すごかった。
『キャッツ』の絵本、欲しくなっちゃうなあ……。というか、いま新品で買えない絵本が多すぎるんじゃないですか? もっと手元に欲しい気持ちが高まったので、出版社にメールでも出そうかしら。図録も本音を言えば、今回の展示に合わせた新しいのが欲しかったよ〜! 記憶と手持ちの中身がぜんぜん違うので、もったいなさすぎる……。

どうしても行ってみたくて、寄らせてもらったのが「アランジ・アロンゾ 東京店」。だいすきなとかげちゃんが店長さんで、ここでしか入手できないとかげちゃんグッズがいくつも、ありまして……! 少し距離があったので、お店の閉まる十五分前に到着だったのですが、目当てのものをさささ〜っと選び、看板とうちのとかげちゃんの記念撮影をばっちりスマホに収めることが出来ました。まじでこれ全部霄さんのおかげです。ありがとうございます……!

時間に少し余裕があったので、ここで一度目の休憩を。レモネードとバスクチーズケーキが、たくさん歩いた体を癒やしてくれました。比鷺くんがレモン好きなら間違いなくお写真チャンスだったんですが、あいにくレモンがお好きでないんですよね……。ところで新幹線って、乗車前だったら一回に限りずらすことが出来るそうですね? 予定より一時間ぐらい遅くなっても構わないのでは?? 夫に「遅くなるかも〜」と様子見の連絡を入れるなどしました(笑)

東京駅に到着後、早速みどりの窓口で手続きを。かなり並んでいたのでヒヤヒヤしましたが、無事に東京十九時発の新幹線のチケットを得ることが出来ました。やったあ! あとはとにかく少しでもゆっくりということで、さくっと喫茶店に入り、時間ギリギリまであれこれとおしゃべりタイムを楽しみました。
アクスタこんだけ持ってきましたのミテミテをしたんですが、メニューを見ながら、一緒にお写真撮ってぴったりなのは、今日はチェ槙かな? というわけで、ストロベリーワッフルとチェ槙です。槙島さんは赤が好き。

たくさんたくさん、ほんとにたくさんお世話になった霄さんとお別れして、新幹線へ。(めちゃくちゃ助けてもらいました! ありがとうございました!)終点が新大阪なので、もし寝ちゃっても大丈夫だったんですが、興奮が抜けず、ずっと起きてました。夫と合流して、お弁当と大阪土産(なぜ?)を買って帰宅。とにかく汗まみれだったので、シャワーを浴びて晩御飯を食べ、お土産を渡したり、とかげちゃんを見てもらったり。あと、一万六千歩ちょっと歩いたよ! と聞いてもらったり。
ほんとはここに冒頭に書いちゃったまとめが入ると、いい感じに終われた気がするんですが、先に書いちゃったんだよな。とにかく、さしたるトラブルもなく、とても楽しい一日を過ごせました。本当に嬉しかったです。私、やればできることが増えてる! これからも無理せずやっていきたいです。