ストレス、ありますか?仕事、人間関係、お金、健康など人間は様々なストレスに襲われる。僕は比較的ストレスに敏感で、細かいことにストレスを感じてしまう。
最近僕は、仕事でストレスが大きめになっている。どんなストレスがあるかというと、直近急いでやるべきタスクが結構あるため、シンプルに忙しいという感じ。
でも、個人的にはこの手のストレスには耐性が付いている。「努力すれば進む」というのは、むしろ安心感すらある。
社会人歴はそこまで長くないけど、色々なストレスに直面してきた。記憶力が良いのか、苦しい思い出は忘れることがなかなかできない。タイトルにある通り、ストレスを2種類に分けてみる。
努力で解決できそうなストレス
努力で解決できなさそうなストレス
1つ目の「努力で解決できそうなストレス」は努力嫌いな人は大きなストレスかもしれないけど、僕は幸い努力慣れしているからありがたいもの。「努力」は最近古臭い言葉とされているけど、「努力」で解決するなら全然やってもいい。自分の力で頑張ればゴールできそうなものであれば、未来を考えがちな僕には希望が持てる。今の忙しい仕事も、多くは1つ目に当てはまる。
問題は2つ目の「努力で解決できなさそうなストレス」。これに出会うとめちゃくちゃ不安になって嫌な汗が出る。
例えば大学時代の卒論が微妙な感じで、卒業できるかわからずずっと不安だった。クラスや仕事場に嫌な人がいると、その人を良い人に変えることはできないので最悪な気持ちになる。仕事でもゴールまでのイメージが湧かないとすごく不安。健康面は今のところ問題ないけど、仮に不治の病にでもなったら絶望しそう。
大人になってから「努力で解決できなさそうなストレス」に出会うことが増えてきた。子供の頃は努力でクリアしてきたけど、大人になると答え無き問いがあったり、自分一人ではどうしようもなさそうなことも結構ある。
さて「努力で解決できなさそうなストレス」をどう処理するか。状況にもよるけど、自分の中では2つの処理方法を持っている。
どうにかして「努力で解決できそうなストレス」に変える
時間によって解決する
よく仕事とかでやっているのは1つ目。自分の中で「どうしようもない、、やばい~」と思っていても、実は他の人がやり方を知っていたりする。聞いてみたらあっさり解決することも結構ある。努力で解決できなさそうであれば、努力で解決できるような状況にするために努力する(どうにかする)。相談がやっぱりおすすめ。意外と聞いてみると、知っていたり、「あの人なら解決方法わかるかも」と人を紹介してくれたりする。
クラスや職場でヤバイ人がいたら、その人をどうにかする努力をするのではなく、親に転校の相談したり転職活動したりしてストレスから離れられるように努力するのも全然アリ。ストレスをそのまま解決しようとするのではなく、ストレスを無いものにするという感じ。
最後の手段は2つ目「時間によって解決する」。悪く言えば諦めのような感じだけど、気持ちはポジティブに。以前、職場で結構嫌な人がいたけど、待っていたらその人が運よく仕事を辞めた。卒論も途中で不安になるのをやめて「卒論発表日で終わる!」という感じで開きなおったし、特に何も問題なかった。不治の病になっても「人はいずれ死ぬもの」と悟り、余生を大切に楽しく過ごすことができそう。
ストレスって色々ある。でも、例えば10年前のストレスが今日も続いているものってほぼ無いんじゃないかな?みなさんはありますか?数年待てば、今の苦痛もすっかり無くなっていると思うと、未来に希望が持てる。
そういえば、ストレス関係で印象深い本がある。ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」。著者はナチスのアウシュヴィッツ収容所の生き残りであり、彼は想像を絶する地獄のような体験をしてきた。
ネタバレにはなるが、その収容所を「長期的な希望を持ち続けた者」だけが生き残ることができた。「時間によって解決する」は未来に希望を見出す一つの奥義かもしれない。どんなストレスに襲われても、ポジティブに考えて未来に希望を見出せれば、やり遂げる(やり過ごす)ことができるんじゃないかな~と思う。
好きな映画TOP5でも紹介したけどインド映画の「きっと、うまくいく」はかなり好き。大体なんとかなっちゃうなーと気軽に考えられる。
↓夜と霧のおすすめ動画