たまに見る自分にとって嫌な夢

Shamo INFJ
·

寝て起きる寸前とかに見る「夢」。目指す方じゃないやつ。あんまり覚えてないけど、印象に残ったものは起きた後も少し覚えてたりする。

自分にとって嫌な夢は学生時代。主に中学生、高校生とかかな。別にいじめられたとかは一度もないけど、勉強に明け暮れてたし、部活も嫌々がんばってた。受験のための勉強とか、焦るし不安だよね。

さらに、学生時代は将来の不安だらけ。お金を稼ぐ能力はほとんど身に着かないし、仕事に直接つながることもなし。希望は1つしかなくて、「勉強をがんばって良い大学に合格して良さそうな会社に入ること」。今時この考えは古いかな?

正直、未来が未知数すぎて怖かった。気の慰めとして勉強を頑張ったりしたけど、大学受かるかとか、どの会社が良さそうとか、どんな仕事ができそうとか、将来お金を持てているのかとか何もわからなかった。そんな学生時代の夢は手に汗握る。

でも、嫌な夢ではあるけど実は嬉しさもある。まず、起きたら学生時代でないことに喜ぶ。そして、宿題をしなくてもいいこと、受験の競争に身を置かなくていいこと、部活に行かなくてもいいこと、総じて「良かった~」と嬉しさを感じる。

過去が嫌な夢と思えることは、我ながら幸せ者だと思う。今の状態が夢で出てきて嫌な気持ちになって、学生時代を羨んだらピークが過ぎてる感があって悲しい。

学生時代は嫌な夢ではあるけど、今の良さを感じられるから意外と楽しみ。自分は幸せを掴みにいくのではなく、不幸を味わって幸せを知るタイプなのかも。「今の自分をより良くしてあげたい」という気持ちはない。

でも、10年前よりは良い感じに過ごせてたらいいなと思う。何かしら自分の中で進んでいると感じたらOK、そんな軽い感じ。ちょっと考え方が変わったとか、10年日記を始めて5年目に突入したとか、親から自立したとか。10年で意外と色々変わった。

学生時代の自分に伝えてあげたい、今の君の時代が僕にとって悪夢であるということを。

@shamo_infj
気の赴くままに書こう @shamo_infj