バンコク5

Shiho Konno
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この日はみんなでアユタヤまで遠出する予定だったけど、夫の調子がまだ悪かったため近場をウロウロさせてもらうことに。

日本で通っているタイ料理屋で使われている「ブルーホワイト」というパイナップル柄の食器をどうしても現地調達したかった。売っていそうなお店を探したところ、どうやらホテルの近所にある猫カフェに売っているらしかったので、行ってみることに。

chicoというそのお店は住宅街の奥の方にひっそりと佇んでいた。

入ると「イラッシャイマセ〜」のひとこと。どうやら日本人の方が経営しているらしく、店員さんは日本語の挨拶ができるようだった。

まずはこちらのタマちゃんがお出迎えしてくれた。店内には至る所に猫たちがくつろいでいて幸せ空間だった。

まずは2階のショップへ行き、お目当てのブルーホワイトがあるか確認。

あった!やったー!

日本の家ではよくパッタイを作るので、それに合いそうなサイズのブルーホワイトを選ぶ。それと生春巻きを置けそうな小さめの長皿も。

他にも陶器でできた小さな象の置物や、タイといえばこれ!というアルミでできたコップも購入。

一通り買えて満足したので、カフェスペースでおやつを食べることに。

いちごのスムージーとチョコバナナワッフルを注文。バナナがなんと猫の形に抜かれていた!かわいい〜。どちらもとってもおいしかった。

少しゆっくりして、猫ちゃんと触れ合えるスペースがあったのでそちらも利用することに。15分で20バーツだったかな。

なぜかシャム猫だけ5匹くらい集められた一部屋に入り、猫ちゃんとの戯れタイムスタート。

(あとあと調べたら、シャム猫はタイの猫なんだって!だからかなあ。)

日本の猫カフェと違って、とっても人懐っこい子たちで、なでてなでて〜と擦り寄ってくるのがとっても可愛かった。ムラサキとアレックスという名前の猫ちゃんたちが特に甘えてきた。

とっても癒されて15分終了。

私が部屋を出た後もムラサキがついてきて愛おしかった。

次の日はみんなでワットポーへ行き境内の中でマッサージを受ける予定だったが、時間的に厳しそうではあったので、余裕のあるこの日にマッサージを一応受けておこうと思い隣駅のマッサージ屋さんへ。

ここはワットポーマッサージの直営サロンらしく、信頼できるということで受けてみることに。1時間350バーツだったかな。

まず靴と靴下を脱がされて、お湯で足を洗われる。

3階の半個室へ行き、ラフな格好に着替えてマッサージスタート。

むむ?

痛い…痛い…

痛いよ?!

なんとずっと痛かった。もうちょい弱くしてとか言えれば良かったんだけど、言葉が出てこなくて1時間ずっと我慢してた。

なんとか終わり、着替えてお店を出る。うーんこんなはずじゃなかったんだけど、まあマッサージ師さんとの相性もあるししょうがない。

この後は同じくアユタヤ行きを断念した先輩夫婦と早めの夜ご飯を食べることに。

スパンニガというレストランへ。いろいろ頼んでシェアする形で楽しんだ。とくにタイに来てまだトムヤムクンを食べれてなかったので、ここで食べれたのが嬉しかった。辛かったけど美味しかった!

夜は、予定通りアユタヤへ行った夫婦と合流して、なんとルーフトップバーへ行ってみることに。私と夫の二人旅だったら絶対に行かないような場所でやや緊張。

ビルの46階(屋上)が一帯バーになっていて、ドゥムドゥムと洋楽の重低音が大音量で響き渡る。

クラゲを模したような巨大なライティングの下にバーカウンターがあり、なんとも幻想的な雰囲気。

ここで、パイナップルを丸ごとくり抜いてカクテルにしてあるやつを頼み浮かれポンチ気分。

眺めも良くてテンションが自然と上がる。

みんなパイナップルカクテルを頼んでてちょっと笑ってしまった。

いろんな話で盛り上がり、とっても楽しい夜となった。

最後に、エレベーターの前にあったプリクラのような機械で記念撮影をすることに。

この日はそれで解散して終了。は〜。めちゃくちゃ楽しかったな。文章だけではそれを伝えられないのがもどかしい。

次回がいよいよ最終日!

@shi_44
イラストレーター、グラフィックデザイナー。